エルヴィス・プレスリー、18歳で作った初のレコードがオークションに

エルヴィス・プレスリーが制作した初のレコードがオークションにかけられる。これは、18歳のエルヴィス少年が自腹で作ったものだという。
自分の声がレコードではどう聴こえるのか知りたかった彼は、1953年6月、メンフィス・レコーディング・サービスへ行き、4ドル支払って「My Happiness」と「That’s When Your Heartaches Begin」を録音した。
彼はこのアセテート盤を母親へプレゼントにしようと考えたものの、当時、家にはレコード・プレイヤーがなかったため、友人宅へ持ち込み、聴いてみたそうだ。結局、レコードは母親へ贈られることはなく、友人宅に残されたままだったという。
エルヴィスが歌う「My Happiness」の現存する録音物はこれ1つしかないそうだ。
オークションは彼の80歳の誕生日にあたる1月8日、エルヴィスの元自宅でファンの聖地、グレイスランドで開かれる。68ものメモラビリアが出品するという。
エルヴィスのオークション関連では、今週(11月12日)アンディ・ウォーホルが1963年に彼をモチーフに制作した「トリプル・エルヴィス」が8,190万円(約95億円)の高値で落札された。

Ako Suzuki







