SUPER☆GiRLS、“リベンジ”の日本青年館で秋田恵里が卒業。「たくさんの愛を感じています。」

2012.02.06 06:05

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■ 夜公演前に行なわれた記者会見

── 日本青年館でライヴを行なうことについて

八坂沙織:
2011年、日本青年館でやる予定だったのが、予定人数に達しなくてできなかったのは、すごく悔しかったです。みなさんにリベンジするって約束したので、まずはみなさんのおかげでリベンジできて嬉しい気持ちでいっぱいです。

── リベンジは達成できましたか?

八坂沙織:
そうですね……でもまだやっぱり私たちは、なんばHatchも中止にして、地方もまだ弱いところがあるので、完全にリベンジってわけではないですが、でも日本青年館のリベンジにはなったかと思います。

── SUPER☆GiRLSとしてデビューして、もう2年ですが、あらためて今、いかがですか?

宮崎理奈:
そうですね、いろいろと私たちには壁があって、谷も経験して、山もあって。今まで普通に生きていたらこんな経験はできなかったし、秋田恵里が今回を持って卒業ということで、出会いもあり、別れもありで一期一会をこれからも大切にしたいな、っていうのをあらためて思えた2年間でしたね。

── 2年でファンのみなさんの感触は変わりましたか?

前島亜美:
はい。前島です。ファンのみなさまも日本青年館でライヴをするって決まった時には、すごく喜んでくださって私たちのブログとかにも「よかったね!」っていっぱいコメントをくださったのですが、やっぱりこうやってライヴをしていると、ファンの皆さまの、すごくはじけた笑顔で応援してくださって、私達も嬉しくなってパフォーマンスにも磨きがかかってっていう、すごくいい相乗効果が生まれていると思います。



── 秋田さん卒業ですが、想いは?

秋田恵里:
リハーサルは昨日からやらせていただいているのですが、本番になると緊張感もあって、何も想像できなかったんです。けど、ファンのみなさんが私の(パーソナルカラーの)緑のサイリウムを掲げてくださったり、名前を呼んでくださったりで。もちろんメンバーもこれから励みになるようなことを声をかけてくれて、今は前を向いています。新たな道への糧にして、進めそうな気がします。

── SUPER☆GiRLSでの1番の思い出って?

秋田恵里:
1番、ですか? 1番かぁ。んー。ひとつの取材とか出演とかじゃなくて、毎週土日に来て、みんなとお話しして。SUPER☆GiRLSを通しての絆はホントに固く、それが実感できて。私、本当にすごいいい勉強をしたなって思っています。

── 大学進学後、将来の進路は?

秋田恵里:
いや、まだ特にないのですが、SUPER☆GiRLSの活動を通して人に喜んでもらえたりとか、人を笑顔にできるお仕事って、すごくいいお仕事だと思っていて。また、みんなが喜んでもらえるような仕事を見つけていければ、と思います。

── 今日を持って芸能界を卒業?

秋田恵里:
そうです。

── 八坂さん、秋田さんが抜けて11人になりますが、今後のSUPER☆GiRLSは?

八坂沙織:
SUPER☆GiRLSとしては、まずは1月に発表した飛躍宣言(※)をしましたので、それを目標にします。春にはアルバムのツアーもありますので、ひとつひとつこなしていければいいなと思います。
(※ 飛翔宣言 1. 2012年末の紅白歌合戦に出場すること、2. 2012年4月に東京、名古屋、大阪の3カ所で全国ツアーを開催すること、3. 2010年にSUPER☆GiRLSが誕生した中野サンプラザにて、ちょうど2年後にあたる2012年6月12日に結成2周年記念ライヴを開催すること、4. オフィシャルファンクラブを開設すること)

── 寂しいですか。

八坂沙織:
「寂しくない」って言ったら、嘘になるんですけど。でも、メンバーそれぞれ、えりりんの幸せを願っているので……ね。

秋田恵里:
一緒にがんばろう。SUPER☆GiRLS、名古屋にも来てくれる予定なので、その時は秋田家が迎えます(笑)。

── 今日の公演では泣いちゃいますか?

秋田恵里:
そうですねやっぱり……んー……やっぱりファンのみなさんの愛を感じて涙は出ちゃうと思うんですけど、でも笑顔で卒業したいとは思うし、ファンのみなさんもそう思っていてくださっていると思うので、できるだけ笑顔でいたいなって思います。

── 最後に意気込みをお願いします。

八坂沙織:
今日は、えりりんを見て欲しいのと、12人のスパガを目に焼き付けてほしいなって思います。ほんとに12人で最後のパフォーマンスになるので……ね(秋田と顔を見合わす)。感動的な公演になると思います。楽しみにしていてください。

  ◆  ◆  ◆

意気込みを訊ねられた八坂沙織が、その言葉を放った瞬間、SUPER☆GiRLSのメンバーひとりひとりの瞳に力が入った。静かな口調で発せされた“感動的な公演”というシンプルな言葉の裏側にある、「秋田恵里の新たな門出をお祝いし、そしてちゃんと送り出すために、なんとしても今日の夜公演を成功させなくてはならない。」というメンバーの決意が、垣間見えた瞬間だった。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆SUPER☆GiRLS、“リベンジ”の日本青年館で秋田恵里が卒業。「ファンの方からはたくさんの愛を感じています。」