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Janne Da Arc、『JOKER』ツアーのファイナル、日本武道館公演をライヴ・レポート!
2005.10.21 15:28
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スモークが焚かれ、無数のレーザー・ライトがうごめく日本武道館のステージ上に、メンバーが登場。
shujiが繰り出すダンサブルなビートでマッドな演奏がスタート。オープニングから「in silence」、「ツメタイカゲロウ」と、アルバム『JOKER』のトラック・リストそのままに、ブランニューなナンバーを立て続けに披露していく。そして続く「oasis」では、混沌としたイントロの幕開けと同時に、ヘドバン者が続出! ハイテンションなオーディエンスがぐるりニ360度取り囲むステージ上で、枯れない泉のように、パワー・ヴォイスをたたみ掛けるyasu、グルーヴに身を委ね、心地よさそうにベースを操るka-yu、早くも間奏で見せ場を作るyouと、メンバーも貫禄たっぷりのステージを展開していく。
「お待たせ、ジャンヌダルク参上!」といういつもの挨拶に続いて、「今回のツアーは久しぶりの長旅。20何泊して家に帰ったんですが、(途中の台風で)水浸しになっているんじゃないかと、それだけが心配で。」と、生活感たっぷりのトークを披露した後は、「嵐を連れて帰って参りました! 武道館、思いっきり暴れて帰ってください!」とyasu。その後、人気のポップチューン「ダイヤモンドヴァージン」を経てパフォーマンスされた「仮面」では、kiyoのアーバンなシンセがフィーチャーされ、オープニング同様、新たな引き出しを惜しみなく披露していくメンバーの姿があった。
続く「風にのって」の前には、yasu自身が、この楽曲を書いた背景について、説明する姿があった。
「アルバム『JOKER』の中に、南の島の災害を歌った曲があります。それはテレビのドキュメンタリーで、子供を捜すお母さんの姿に心を打たれて。(自分は)直接の被害者じゃないけど、心が痛みました。これって、世界中の人間が同じように感じていることなんじゃないでしょうか。言葉や国が違っても、国同士がケンカをしていても、思う気持ちは一緒。みんなの気持ちがひとつになればいいなという思いで、今回のツアーでも全国で歌ってきました」と告げたyasuに、惜しみない拍手が送られていた。
中盤以降も、完璧なバンドアンサンブルと、ユーモアたっぷりのMC、新旧名曲のオンパレードで、2時間半のステージを大いに沸かせてくれたジャンヌダルク。2度のアンコールも披露され、大盛況のうちに終了かと思いきや、場内の拍手は鳴りやむどころかパワー・アップするばかり。すると、再びメンバーがステージに登場して、yasuがひと言。
「お客さん、あんまり予定外のことさせないで下さいよ~。お前らが元気だから出てきちゃいました!」と言って、予定外のトリプルアンコールに突入。インディーズ時代の名曲「Hunting」でバンドもオーディエンスも大暴れ。じつに清々しい余韻を残し、楽しいステージは幕となった。
取材・文●菊蔵
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