ケンウッド、画像表示やiPodに対応するカーオーディオ発表

ケンウッドは、聞きたい楽曲を素早く検出し、MP3/AAC/WMAなどのデジタル音楽に対応する新しいカーオーディオ「L909」を発表した。
L909は「ACDrive」を搭載したCDレシーバー。ACDriveは音楽・映像の総合管理ソフト「ファットノイズメディアマネージャー」と組み合わせることにより、プレイリストやジャンル、アルバム名などで楽曲を管理・再生できる機能。
ファットノイズメディアマネージャーをパソコンにインストールすることで、手持ちの音楽CDをAACやWMAに変換したり、好きな曲順で再生するためのプレイリストを作成できる。これらをカーオーディオ側で利用できる点が新しい。
こうした機能は、ポータブルプレイヤーでは多くの機種で実現されているが、同等の機能を持ったカーオーディオは少なく、車内で音楽を楽しみたい人にとっては非常に魅力的な機能といえる。
面白いのは「ボイスインデックス」機能。その名の通り、音声でアーティストやジャンルを読み上げてくれるもの。前方を注視しなければならないドライバー向けの機能だろう。
また、4096色の発行が可能な有機ELディスプレイを搭載。日本語を4行表示できるほか、関連画像の表示ももちろん可能だ。
オプションのiPod接続ユニット「KCA-iP500」を使えば、iPodの表示と操作をカーオーディオ側で行える。iPodをヘビーに使っているなら、直接iPodをつなぐ選択もアリだろう。
発売は5月下旬を予定しており、価格は税込み6万250円。
問い合わせ先:ケンウッドカスタマーサポートセンター
http://www.kenwood.co.jp/
Tel/0570-010-114(ナビダイヤル)







