クラッシュのメンバーが20年ぶりにステージで共演
Clashのオリジナル・メンバー2人が、11月15日(金)にロンドンのActon Town Hallのステージで、およそ20年ぶりに共演した。Strummerのバンド、MescalerosのアンコールでMick Jonesが登場、2人は一緒に演奏した。この日のライヴはストを行なっている消防士を支援するイベントで、政治的なスタンスで知られていたロックンロール・バンドのメンバーが再会するにはふさわしい場といえるかもしれない。
Strummerのオフィシャル・サイト(strummersite.com)によると、StrummerがClashの「Bankrobber」を演奏しているところにJonesが参加したという。Jonesはそのままステージに残り、JonesはClash初期のパンクの名曲「White Riot」「London’s Burning」を演奏した。
この再会は完全にその場で決まったことだったらしく、Strummerのサイトには「Mickが今やってもいいんじゃないかと言い出した」「2人とも、再びステージを共にするのは素晴しいだろうということで意見が合った」と書かれている。
Jonesは7年間Clashで活動した後、バンドの人気がピークにあった’83年、芸術性の相違という理由からClashをクビになり、その後Big Audio Dynamiteを結成した。
Clashは3月にロックンロールの殿堂入りを果たすが、この金曜日の出来事がバンド再結成の兆しなのかどうかはわからない。Strummerのスポークスマンは、ニューヨークでのセレモニーでバンドが再結成するかどうかは「まだ決定していない」と話している。
Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com







