Braxtonがセクシーでセンセーショナルなデビューを飾ってからおよそ10年。’92年公開のEddie Murphy主演のロマンチック・コメディ『Boomerang/ブーメラン』のリードシングル「Give You My Heart」で、BraxtonはBabyfaceとデュエットして世界中の耳目を集めた。このサウンドトラックには、うまい具合に彼女を後押しするスマッシュヒット「Love Should’ve Brought You Home Last Night」もフィーチャーされていたが、その後も’93年のデビュー・アルバム『Toni Braxton』、’96年の『Secrets』、そして2000年の勝利に満ちたカムバック作『The Heat』と、一貫してマルチプラチナ級の成功を維持してきた。
レゲエポップのベテランShaggyが存在感を示す「Christmas In Jamaica」は、寒い夜が続くメリーランドの冬の代わりに、1日でも熱帯の島でクリスマスを過ごしてみたいというToniの子供の頃の夢にインスピレーションを得て作られた。「This Time Next Year」ではBabyfaceが登場、かつての秘蔵っ子のために再びペンをとり、悲しいラヴソングをプロデュースしている。この曲にはChante’ Mooreによるバック・グラウンド・ヴォーカルもフィーチャーされている。もちろん「Have Yourself A Merry Little Christmas」「Christmas Time Is Here」(Toniお気に入りのテレビスペシャル「A CharlieBrown Christmas」のテーマ)、「The Christmas Song」(Arista Recordsの切り札、L.A. Reidのプロデュース)といったタイムレスな名曲なしにクリスマスを過ごすことはできない。