【レポート】FANTASTICS、Kアリーナ横浜でエンタメ全開<BACK TO THE MEMORIES 祭>開催

FANTASTICSが9月19日(土)、Kアリーナ横浜にて<BACK TO THE MEMORIES 祭>を開催した。オフィシャルからのレポートをお届けする。
FANTASTICSの冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS』から誕生した<BACK TO THE MEMORIES>シリーズは、これまで澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太の6人による“FANTASTIC 6”が中心となり独自のエンタテインメントを届けてきた。シリーズ6作目となる今年は、6年に一度の祭典“LDH PERFECT YEAR 2026”にあわせ、<BACK TO THE MEMORIES 祭>と題して開催。今年は、初出演となるFANTASTICSのリーダー世界と佐藤大樹を加えた体制で、Kアリーナ横浜のステージに立ち、本シリーズならではの物語とパフォーマンスを展開した。

物語の舞台となるのは佐藤の地元だという町の夏祭り。かつては多くの人でにぎわったが、人口減少や担い手不足によって活気を失い、このままでは祭りそのものがなくなってしまう危機に直面した町にFANTASTIC 6が訪れる。祭りを未来へつなぐためにどんなエンタテインメントを届けていくのか。
物語は「夏祭り」のパフォーマンスからスタート。スクリーン裏からFANTASTIC 6が飛び出すように登場し、華やかに幕を開けると、舞台はとある町の夏祭りへ。活気を失い閑散とした雰囲気が漂う町で6人が寂しさを感じる中、突如、キツネとひょっとこのお面を付けた2人の男が現れる。瀬口の「誰なんだよ!」という声から、お面をつけた2人の正体が世界と佐藤であることが明かされると、この町は佐藤の地元で、かつては祭りも多くの人で賑わっていたと語った。自身が幼少期を過ごしたこの町の祭りが存続の危機に面していることを知った佐藤は、祭りを再び盛り上げようと6人へ「俺の大事な思い出の祭りをなくさないでくれ」と協力を依頼。思いを受け取ったメンバーは、「BACK TO THE MEMORIES 祭!」と力強くタイトルコールを響かせ、祭りを再び盛り上げるべく動き出した。

再興の第1歩として、往年の名曲「ガッツだぜ!!」「君がいるだけで」「MajiでKoiする5秒前」を立て続けに披露。祭りに少しずつ活気が戻っていく一方でまだ人が足りないと話すメンバーに世界が、祭りに人を呼び込むために“キュンとする一言選手権”を開催してはどうかと提案すると、<BACK TO THE MEMORIES>ならではのコミカルな芝居パートへ。澤本が「金魚掬いより君の心を救いたいな」と決め台詞を言うも、メンバーからは気持ちが乗っていないとブーイングが。続く木村が「りんご飴とどっちが甘い?」とキスを投げかけると客席からは黄色い歓声が上がり、堀は「家でダラダラせずに祭りに来た方がいいよまじで」とツンデレを見せ、八木は「1年に一回の花火より、毎日見る君の笑顔の方が好きだ」と甘い言葉で沸かせた。
ところが、最後に世界が「全員、そこまでキュンとしなかった。」とまさかの辛口評価で笑いを誘いつつも、祭りには色んな世代の人が少しずつ集まってきたと喜んだ。しかし、盛り上げるのはあくまでFANTASTIC 6だというリーダー2人はステージを後にすると、八木が「みんな!ここからもっとキュンキュンしていこうぜ!」と呼びかけると、「今すぐKiss Me」「恋したっていいじゃない」を披露しながら客席を移動し、ミニステージへと場所を移した。観客一人ひとりに届けるような距離感の近いパフォーマンスを展開し、「Kアリーナ横浜のみなさんもっともっと盛り上がっていきましょう!」と煽ると「YELLOW YELLOW HAPPY」へと続き、恋のときめきを歌った90年代のヒットソングで会場をロマンティックなムードで包んだ。
祭りがますます活気を帯びていくなか、中島が「そろそろ世界さんと大樹くんも参加してよ!」と声をかけるも、自分たちは指示するのみと参加を拒み続ける世界と佐藤。ところが、世界の好きな「残酷な天使のテーゼ」が流れ始めると、いてもたってもいられなくなった世界がセンターに躍り出てついにパフォーマンスに加わる。「実は最初から参加したかった…」と本音を漏らし、佐藤とともに祭りの盛り上げ役として本格参戦することに。改めて全員で「BACK TO THE MEMORIES 祭!」とタイトルコールを響かせると、定番曲ともなっている「Get Wild」のイントロとともにFANTASTICSのパフォーマンスがスタート。「HOT LIMIT」では、「暑い夏過ごしていこうぜ!」と八木が煽ると、レーザー照明と炎の演出も加わり、会場のボルテージは最高潮に達した。そして「WON’T BE LONG」「Romanticが止まらない」など、時代を彩った名曲の数々を次々と披露し、祭りの熱気をさらに加速させていった。

佐藤が「全員揃うと違うなー!この勢いでもっと盛り上げていこう」と語り、町の祭りに集まった人々をさらに楽しませようと、木村の提案で女性アイドルになりきって「会いたかった」「LOVEマシーン」を披露するコミカルな一幕も。4台のトロッコに乗り込んで客席の間を巡り、Kアリーナ横浜の隅々まで魅了した。会場が笑顔と歓声に包まれるなか、今度はアリーナ後方から「FANTASTICS先輩!」と声が響き、ゲストのLIL LEAGUEが登場。祭りへの参加意思を表すと、澤本から「ちょっと待てーい!祭りに参加したかったら俺らへの愛を見せろ!」と迫られ、“ファンタ先輩のものまね選手権”が開催されることに。それぞれが先輩メンバーの口調や仕草を再現するなか、岩城星那はボーカルの中島が事務所で通りすがりにする挨拶というニッチなものまねを披露し、メンバーと観客の笑いを誘った。先輩からの試練を乗り越え、無事に仲間入りを果たしたLIL LEAGUEは、祭りを未来へつなぐヒントを探るため町の人々へのアンケート調査をFANTASTICSに命じられると、元気よく任務へ向かった。
人が戻ってきた祭りを見渡し、しみじみとその光景を噛みしめるFANTASTICS。続く「若者のすべて」では、ボーカル2人が夏の終わりを惜しむようにしっとりと歌声を響かせ、「キセキ」では木村と瀬口がエモーショナルなダンスを披露した。続く「ラブ・ストーリーは突然に」では、LEVEL5の客席サイドから澤本、堀が登場。通路や客席真横の階段を使い、繊細なダンスを近い距離で披露し会場を沸かせると、続く「SWEET 19 BLUES」では佐藤、世界がステージ前方に登場し、キレのあるパフォーマンスで視線を集めた。会場のさまざまな場所で世代を超えて愛される名曲を届け、町の祭りの物語はさらなる盛り上がりに達した。
大成功と喜ぶFANTASTIC 6だったが、この祭りを未来へつなぐためには、もう一段階大きな盛り上がりが必要だとリーダー2人が嘆く。自分たちだけでは来年も来てもらうには力不足なのではないかと頭を悩ませていると「こんばんはー!」という女性の声が響き渡り、後ろのスクリーンがオープン。この日のスペシャルゲスト・相川七瀬が登場し、客席から大きな歓声が上がった。相川が「一緒に盛り上がれますか〜!」と煽り「夢見る少女じゃいられない」を圧巻の歌唱力で歌い上げる。冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS』にもゲストで登場した相川は、『BACK TO THE MEMORIES』初参戦ながら息のあったパフォーマンスで一気に会場を熱狂の渦へと巻き込んだ。

歓声に包まれる中、歌唱が終わると、気がつけばステージは相川と世界だけに。かねてからのファンだと公言する世界が、観客とともに相川のデビュー30周年をお祝いし、相川の楽曲が海外でも人気を博しているという話題や、”祭り”にちなんだトークを繰り広げていると、突如、バイクの音が響き渡る。ヤンキーファッションに派手なウィッグを身につけた澤本、瀬口、木村による『BACK TO THE MEMORIES』恒例の“寿士團(すしだん)”が登場。相川と世界が困惑する中、今年は佐藤も寿士團へと加わり、4人へとパワーアップした姿で、「しびれる一言」を披露し、独特のユーモアを発揮した。ツッコミの世界とともに、寿士團の奇行に慣れてきた相川は「なんかまとまってきましたね」とコメントすると、最後は「マグロ!サーモン!たまご!エンガワ!4人合わせて、寿士團!」と放たれる決めポーズに笑顔を見せ、ステージを後にした。



その後、相川と入れ替わるように、客席から派手な女子高生に扮した堀、八木、中島が笑い声を響かせながら登場。こちらも恒例の、箸が転がっても笑える、通称“はしころギャルズ”として姿を現し、寿士團と言い争いを始める。結局、コンテンポラリーしりとりで決着をつけることになったものの、はしころギャルズは3人と人数が足りず、世界が急遽参戦。こうして4対4となった寿士團 VS はしころギャルズによる対決が繰り広げられ、最後には4組それぞれの恋が成就するというまさかの結末をみせた。晴れて4組が結ばれると、「今夜はカーニバルだー!」とスタンドマイクを前に瀬口が叫び、寿士團とはしころギャルズのまま「One Night Carnival」を披露。祭りと『BACK TO THE MEMORIES』の世界観が見事に重なった、にぎやかなステージを繰り広げた。
物語が終盤に進むにつれ、祭りには老若男女さまざまな世代の人々が集まり、かつての賑わいを取り戻していく。そんな中、任務を言い渡されていたLIL LEAGUEが実際に客席をまわり、感想を尋ねたり、町の人々から集めた思い出を紹介したりと、ステージを再度祭りの中にいるかのような世界観へと染めていった。そして再びFANTASTICSが登場し、今度は「奏」「春舞う空に願うのは」をしっとりパフォーマンスし、刻まれてきた記憶や想いに寄り添うように情緒的なひとときを届けた。

やがて祭りは、その評判が広がり、町を離れていた人々までもが続々と帰ってくるほどに。目の前に広がる光景を見渡した佐藤は、「こんなに人が集まってるの、子どもの頃以来かもしれない」と感慨深げに口にする。そこで、世界と佐藤にとって大切な“思い出の曲”を、今度は会場に集まった全員の思い出にしようと、「innocent world」「田園」「ハピネス」を続けて披露。大切な記憶を音楽で共有し、会場にいる全員の新たな思い出へとつなげていった。


物語のクライマックスでは、祭りを未来へつないでいきたいという佐藤の真っ直ぐな想いが熱く語られる。いつしか観客も物語の登場人物の一人となり、その物語をともに生きるような感覚に包まれる。そして世界の「この祭りの未来に向けて出発だ!」という掛け声で「銀河鉄道999」を披露すると、続く「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」「学園天国」と大合唱ナンバーを畳みかけ、メンバーもタンバリンを片手に会場一体となって盛り上がった。


さらに<BACK TO THE MEMORIES>恒例の“かくし芸コーナー”も展開。最初に瀬口が帽子を使ったパフォーマンス”ハットトリック”で魅せると、他の7人は連続テーブルクロス引きに挑戦。序盤の堀、澤本が難なくクリアすると、隠し芸初挑戦となる佐藤、世界も高さのあるグラスタワーを倒すことなく見事成功。木村・中島の最年少2人は息を合わせてコンビ技を成功させ、実は稽古では一回も出来ていなかったという裏話を明かした。最後に以前のシリーズでもテーブルクロス引きに挑戦してきた八木が自身最大規模となる5回連続クロス引きにチャレンジ。会場が息をのんで見守る中、成功を納め、大歓声が上がった。2つ目の隠し芸では、メンバーがそれぞれドレミパイプを手に、音をつなぎながら1つのメロディを奏でることに挑戦。何度かトライするも、この日は惜しくも成功ならず。2日目へと成功を託す形で、リベンジに期待が高まる結果となった。そして、楽しいひとときを届けた隠し芸に続き、エンタテインメントを届ける原点に立ち返ると、彼らが憧れ続けてきたLDHの先輩たちへのリスペクトを込め「R.Y.U.S.E.I.」「AGEHA」「Everything」を披露。受け継いできた想いを胸に、<BACK TO THE MEMORIES』では初となる先輩楽曲で、力強くも熱のこもったパフォーマンスを繰り広げた。


ライブはいよいよフィナーレへ。佐藤が「今回、祭りを一緒に盛り上げてくれた仲間を紹介したいと思います!」と呼び込むと、再びLIL LEAGUEが登場。「FUNKTASTIC!」「Rollah Coaster」をコラボパフォーマンスし、このイベントならではの特別なステージを届けた。ラストはFANTASTICSの8人で「M.V.P.」を届け、華やかに幕を閉じた。最初は寂れていた祭りだったが、昔のようにたくさんの人と盛り上がり、祭りを未来まで守っていきたいという願いから始まった物語は、世代や立場を超えて人と人とをつなぎ、かつての賑わいを取り戻した大きな祝祭へと復興を遂げた。物語の終幕とともに温かな拍手と笑顔に包まれながら、『BACK TO THE MEMORIES 祭』1日目が終了した。
2日目となる20日のスペシャルゲストには、1日目に引き続きLIL LEAGUEに加えTRFが出演予定。また、本イベントのBlu-ray発売に加え、9月23日(水・祝)にはライブ中に披露された数々の名曲が収録されたカバーアルバム『BACK TO THE MEMORIES ザ・ベスト』の発売も決定している。
■Blu-ray『BACK TO THE MEMORIES 祭』
2027年3月26日(金)発売
予約 https://shop.stage-onlinestore.com/items/157048050
Disc1:本編映像
「BACK TO THE MEMORIES 祭」本編
Disc2:特典映像
◇「BACK TO THE MEMORIES 祭」日替わり部分(ゲスト出演シーン、アドリブパートなど)
◇「FUN!FUN!FANTASTICS 祭」全3話
◇番組メイキング映像/「FUN!FUN!FANTASTICS」
◇舞台メイキング映像/ライブステージ「BACK TO THE MEMORIES 祭」
■カバーアルバム『BACK TO THE MEMORIES ザ・ベスト』
2026年9月23日(水・祝)Release
予約 https://fantastics.lnk.to/BTTM_CD
<FANTASTICS LIVE 2026 in TAIPEI “放大絶”>
■公演日程
2026年10月18日(日) 開場:16:00 開演:17:00
※現地時間
※予定となり変更となる場合がございます。
■会場
台北・Legacy TERA(台北市南港區市民大道八段99號)
■チケット料金
座位席:TWD 3,480(NT$3,480)
身障席(車椅子席):TWD 1,740(NT$1,740)
※台湾ドルになります。
※日本のチケット価格と現地購入価格では通貨レートにより差異が生じます。予めご了承ください。
■チケット販売
◇KKTIX
https://kktix.com/
◇一般発売
2026/8/29(土)13:00(JST)
<FANTASTICS LIVE TOUR 2026 “SUNFLOWER”>
東京・国立代々木競技場 第一体育館
2026年9月26日(土) 開場15:00/開演16:00
2026年9月27日(日) 開場14:00/開演15:00
福井・サンドーム福井
2026年10月11日(日) 開場15:00/開演16:00
<FANTASTICS VOCALIST LIVE 2026 “山羊と犬”>
【追加公演】
11/1(日)[兵庫公演] 神戸国際会館こくさいホール<追加公演>
開場/開演 14:15 / 15:00
11/1(日)[兵庫公演] 神戸国際会館こくさいホール<追加公演>
開場/開演 18:15 / 19:00






