【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.162「ヘルシンキで夏の無料ライブを楽しむ!」

2026.07.22 10:22

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日が長い夏の百夜のシーズン、フィンランドではこの時とばかりに数多くの野外フェスがあちこちで開催されているが、無料の生ライブを楽しめる機会もちょこちょこあるので今年ヘルシンキで観た入場無料のイベント等紹介。

今月7月11日ヘルシンキのど真ん中カンッピショッピングセンター前のナリンッカトリ(Narinkkatori)広場にて台湾とフィンランドのイベント「FORMOSA:FINLAND:FEST」が開催された。この日の出演ラインナップは台湾からAmazing Show、Lilium、Dungi Sapor、Taiwania、フィンランドからShiraz Lane、ユッシ69(The 69 Eyes )といった顔ぶれだった。

トップバッターで登場したTaiwaniaはバイオリン、三味線、鼻笛に太鼓というユニークな組み合わせで、日本語の歌もあったり。そこへ台湾の駐フィンランド大使ってアナウンスで登場した男性がいきなりデスヴォイスで歌いだしたではないか。しかもただ者ではないってびっくりするほど上手!気になったので後で調べたら台湾のメタルバンドChthonicのヴォーカルのフレディ・リムだった。メタル王国の大使にこれ以上ぴったりな人は他にいないかもと思った。


次にフィンランドの若手ハードロックバンドShiraz Laneが登場!観たのは1年ぶりぐらいだったが、ヒット曲に加え、彼らのEP「Vibration I」収録曲 Savage Garden のカヴァー ”To The Moon & Back”はライブの締めくくりにぴったりの曲。はじめっから終わりまでエネルギーいっぱいに楽しく盛り上がったライブで、観ててあぁやっぱり生ライブ最高!と思わせてくれた。しかも今回は無料で観れて得した気分。

ステージを去る前に、この後物販のテーブルで写真やサインに応じると言っていたので行こうとふり向いたらTemple Ballsのヴォーカル、アルデにばったり会ったので長話してるうちにミーグリは終わっていた(笑)。その後ショッピングセンターの中に入り歩いてたら、派手な服装の人が目についた。よく見たらアンディ・マッコイだった。首都といえどそんなに大きい街ではないので、たまにこういう偶然のサプライズもあったりするヘルシンキ。

また広場に戻り、他の台湾のバンドと女性DJを楽しんだ後、この日が誕生日だったThe 69 Eyesのドラマー、ユッシ69のDJを観て聴いて楽しい時間が過ごせた。

この広場では他にも夏の週末いろいろイベント開催されていたりするので近く通るときにはのぞいてみるといいかも。

この広場に面して、カンッピ礼拝堂の隣辺りにあるHenry’s Music Barでは毎週土曜日午後5時から無料のアコースティックライブを楽しめる。夏場はお天気が良い日はテラスで、悪天候の場合は店内で行われている。

ヘルシンキのカサルミトリ(Kasarmitori)広場では去年から夏に入場無料のSuperterassi がオープン。食べ物の屋台がたくさん出店している他、ステージもあり毎週水曜日無料のライブが行われている。ここで7月8日に2000年代に大好きだったバンドUniklubiのライブがあった。歌詞はフィンランド語なものの当時の日本のフィンロックファンにはけっこうおなじみのバンドではないかと思う。ベースとドラマーが脱退してからあまり聴かなくなっていたが、久しぶりに観に行ってみることにした。大ヒット曲が多い彼ら、ヴォーカルのユッシが歌うのとめると観客がみんなで大合唱。セットリストの半分以上は昔の大ヒット曲でノスタルジーな気分にひたりながら一緒に歌っていると、隣にいた男の子がふり向いてびっくりしていた。外国人がフィンランド語で歌っていたのに驚いたのかな。今年のシーズン終了前の8月5日と12日には名前が発表されてないサプライズな出演者が予定されてるようで気になるところ。

他にエスプラナーディ公園にあるオープンステージ Espan Lava(エスパンステージ)では夏の間ジャンルいろいろ生演奏を観ることができる。今年のフジロックに3度目の出演をするフィンランドのガレージ・ロック・バンドUSも昨年このステージに出演したことがある。写真は今年通りかかった時のステージ。

ヘルシンキに来た時タイミングよく無料のライブあればぜひ行って楽しんでください。

文&写真◎Hiromi Usenius

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