【ライブレポート】WurtS×PEOPLE 1×Chilli Beans.、<UPDATE 2.0>で見せた爽やかな共振

2026.07.12 15:48

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2025年にスタートした、WurtS×PEOPLE 1×Chilli Beans.による3マンイベント<UPDATE>。これまでも互いの楽曲やライブツアーで共演し、高め合ってきた、言わば「戦友」であり「仲間」でもある3組による共催イベントだ。<UPDATE 2.0>と題し、約1年ぶり2度目の開催となった。場所は東京ガーデンシアターだ。本記事ではオフィシャルからのレポートをお届けする。

◆ライブ写真

体調不良のため1月から療養し、6月に東京・WWW Xで行ったファンクラブ限定ライブ<WurtS FANCLUB LIVE -RETURNS->で復帰したWurtS。本イベントの発案者であり、昨年はトリを飾ったWurtSが今回はトップバッター。「魔法のスープ」、「ふたり計画」、「クラッシュ」と、パワフルなバンドサウンドを炸裂させ、いきなりのフルスロットルだ。

「復帰してすぐにこのイベントができて嬉しいし、PEOPLE 1とChilli Beans.のライブを観ることが自分の活力になってる。『もっと頑張ろう』『もっとアップデートしよう』って自分が思える素敵なイベントだと思っています」と話した。続けて、「2組にまたライブで会うことができて本当に嬉しいです! WurtSは第2章を歩んでいこうと思うので、これからもよろしくお願いします!」と言って、Chilli Beans.のMoni(Vo)を呼び込み、2023年リリースのコラボ曲「タイムラグ! feat. Moni (Chilli Beans.)」へ。軽やかな歌で心地よいグルーヴを作り出していく。さらに、PEOPLE 1のIto(Vo, G)を呼び込み、「リトルダンサー feat. Ito (PEOPLE 1)」へ。ハイトーンのItoの歌とロートーンのWurtSの歌が絶妙なハーモニーを生み出す。曲中、Itoは「WurtSくん、おかえり!」と言って、WurtSをハグ。

PEOPLE 1とChilli Beans.のステージへの期待を煽った後、「自分のアップデートとして最後に新曲を歌って帰ろうと思います!」と言って、アコギをストロークして、新曲「INSIDE」を披露。何度も「今こそ解き放って」というラインがリピートされる、第2章の幕開けを感じさせる壮大で強靭な楽曲だった。

2番手はPEOPLE 1。Itoのエモーショナルなボーカルから始まる「金字塔」で一気にオーディエンスの心を掴んだ。Deu(Vo, G, Ba)が「WurtS、良いライブだったね。曲がカッコいいわ。羨ましい」と口にすると、すかさずTakeuchi(Dr)が「彼が作る曲もかっこいいよな!」とフォロー。Deuが「それは知ってるから拍手しなくていいよ」という掛け合いもPEOPLE 1ならでは。Deuが「同じくらいの活動の長さの三者三様の3組が、2年連続でここに集まれるなんてすごいことなんじゃないですか?」と問いかけると、拍手が起こった。

Deuが「俺たちは常夏作れますか? 猛暑作れますか?」と言って、「夏は巡る」。Deuが「夏は巡る もう一度 多分今日もね」と歌詞を変えて客席を指差した。ダークでエッジーな「DOGLAND」。Deuが拡声器で「そんなんじゃWurtSくんに負けちゃうよ! もっと声出さないとChilli Beans.に笑われちゃうよ!」とアジテートすると、客席の歌声がぐっと大きくなった。

新曲「生活」を披露した後、ビジョンに「UPDATE NOW」というテキストが映り、「WurtSくん、お帰りなさい!」という同志へのメッセージが響き渡り、「エッジワース・カイパーベルト」へ。Deuが「最後、ちょっぴりシャイな友達を呼んでいいですか?」と言うと、WurtSとウサギが再登場。華やかなサウンドの中、お立ち台に立ってピンクのタオルを回すWurtS。多幸感が充満し、Itoは「アップデートできましたか?」と言った後、WurtSとウサギに感謝を伝えた。

トリは今回のホストを務めるChilli Beans.。Moniが「最後まで楽しんでいってください」と言って「star flower」からライブをスタート。Moniは軽快に飛び跳ねながら清涼感溢れる歌でオーディエンスを魅了。「School」ではネオアコの香りを漂わせる。Maika(Ba, Vo)が、「去年も思ったんですが、WurtSさんとPEOPLE 1のファンの方たちは本当温かい」と感謝を伝え、「同じ頃にデビューして、年齢も同じくらいの三組が集まって、このイベントを今年も開けたことがめちゃくちゃ嬉しいです」と。

Moniの「自由な感じで楽しんでください」という言葉に続いて、人気曲「See C Love」でドープなグルーヴへ引き込み、エレクトロニックでスぺイシーな「cyber」へ。Moniは笑顔でLily(G, Vo)に近づき、顔を見合わせながら楽しそうに歌唱。

アンコールではMaikaが「せっかくなんでゲストを迎えてやろうと思ってます」と言って、WurtSとPEOPLE 1を呼び込んだ。昨年はWurtSが本イベントのために制作した「UPDATE」を披露したが、今年はChilli Beans.が新たな楽曲を書き下ろしたことをMoniが明かした。Maikaが「この3組でいるとわちゃわちゃしてるイメージがあって。学校でワーワー言ってる感じや風が吹いてる感じをイメージして音を作った」と説明すると、Moniは「デモを聴いた時に感じたことと、2組への『ありがとう』っていう気持ちを込めました。みんなにも仲間にも届いたらいいなって思ってます」と伝えた。曲名は「Feel like slowing down」。サビは7人で歌唱。爽やかな風を思わせる楽曲で、夢を宿す3組の共振が海を越えて広がっていくような景色が浮かんだ。

ステージにひとり残ったMoni。マイクなしで「楽しかったです!」と叫び、客席にUPDATE 2.0 オフィシャルグッズのラバーバンドを放った。ビジョンには、2027年7月7日にSGC HALL ARIAKEにて<UPDATE 3.0>が開催されることが告知された。新世代を代表する3組が生み出すイベント<UPDATE>は、さらなる進化を遂げながら歩みを続けていく。

取材・文◎小松香里
撮影◎WurtS:ヤオタケシ / PEOPLE 1, Chilli Beans.:マスダレンゾ

■セットリスト<UPDATE 2.0>
2026.7.9(木)東京ガーデンシアター

■WurtS
01​. 魔法のスープ
02​. ふたり計画
03​. クラッシュ
04​. SOMEDAY
05​. デジタルラブ
06​. Talking Box (Dirty Pop Remix)
07​. タイムラグ! feat​. Moni (Chilli Beans​.)
08​. リトルダンサー feat​. Ito (PEOPLE 1)
09​. 分かってないよ
10​. INSIDE

■PEOPLE 1
01​. 金字塔
02​. メリバ
03​. 新訳:スクール!!
04​. 夏は巡る
05​. DOGLAND
06​. 銃の部品
07​. 生活
08​. エッジワース・カイパーベルト

■Chilli Beans​.
01​. star flower
02​. School
03​. that’s all i can do
04​. See C Love
05​. cyber
06​. pain
07​. yesterday
08​. ひまわり
09​. just try it
10​. Tremolo
11​. HAPPY END
EN Feel like slowing down feat​. WurtS, Deu, Ito, Takeuchi(PEOPLE 1)

 

 

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