【ライブレポート】[Alexandros]、容赦なくレア曲畳み掛けた7年ぶりのFCツアー開催。「「全部マイナーな曲ですがいいでしょうか!」

2026.05.26 21:00

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[Alexandros]が、ファンクラブ会員に向けたツアー<FC TOUR “ACCESS ALL AREA”>の東京公演を5月24日にZepp Shinjukuにて開催した。本記事では、その模様をお届けしていく。

集まっているのはファンクラブ会員のみということもあり、いつものライブとは似て非なる高濃度の熱気が満ちていた開演前の会場。いよいよライブが幕を開けると、序盤から容赦なくレア曲が畳み掛けられていく圧巻の展開に突入していく。

川上洋平は、今回披露する曲たちのことを「マイナー曲」と呼んでいたが、そうした曲を束ねたセットリストでライブに臨むことができるのは、ファンクラブ会員への深い信頼があるからこそだろう。どの曲も、エッジーでヘビー、ディープで、ドープ。なんて痛快なライブなのだろう。いったい何年ぶりのライブ披露なのか定かではない、そんな楽曲ばかりにもかかわらず、全ての曲で観客のコールや大合唱がばっちり決まっていく。

ファンクラブ会員の愛の深さたるや。MCにおけるステージとフロアのコミュニケーションも、いつにも増して親密。川上の「今日は申し訳ございませんが、追いかけても届きません!」「全部マイナーな曲ですがいいでしょうか!」「楽しんだもん勝ちじゃないですか、新宿!」という呼びかけにも、並々ならぬ大歓声が巻き起こる。

前半におけるひときわ大きなサプライズとなったのが、2013年リリースのEP『Run Away / Oblivion』収録曲「Paint Your Socks Into Pink」だった。川上の「Come on!」というアジテーションを受け、観客が、まるで長年にわたり待ち望んでいたと言わんばかりにコールを重ねていく。この曲に限った話ではないが、一人ひとりの観客の日々の生活、人生に、[Alexandros]の楽曲が分かち難く結び付いていることがありありと伝わってくる。

その後も、レア曲の嵐。川上は、「こんなマイナーな曲で踊ってくれて嬉しいです。」「もっと深くいきませんかー?」「気持ちだけはファイナルのつもりで、全部を出し尽くそうかと思います」と胸の内の想いを伝えながら次々と楽曲を放ち続け、観客はそうした怒涛の展開に全力で伴走していく。2015年リリースのアルバム『ALXD』収録曲「Boo!」では、爆裂的な展開の後、間奏で一度カームダウンし、川上の「新宿…」「楽しもうぜ…」「(ホストの街・歌舞伎町にかけて)ご指名ありがとうございます…」と呟くと、再び沸点へ至り、豪快にバースト。あまりにも壮絶的な一幕だった。

ひときわ眩い輝きを放っていたのが、インディーズ1stシングル曲「For Freedom」だ。川上は、「新宿で我々のデビューが決まりました」と2009年頃のことを振り返りつつ、「愛とリスペクトとFuckを込めて歌います!」と宣誓し、同曲を高らかに歌い上げてみせる。激烈なキメの連打に合わせ、観客が天高く拳を突き上げ、そして、川上からマイクを託されるたびに大合唱を重ねて応えていく。アウトロで磯部寛之が「いくぞ、新宿ー!」と叫ぶと、さらなる狂騒がフロア全体に満ちてゆく。

中盤には、5月29日にリリース予定の「ENDROLL」([Alexandros]カバーver.)を披露。アカペラで川上が歌い出すと、すぐさま観客の歌声が重なり、そのままバンドイン。両手で深くマイクを握りながら切実な想いを歌い上げる川上。彼の歌声に熱く呼応するように、白井眞輝、磯部、リアド偉武の激情に満ちたサウンドが際限なく昂り、原曲とは異なるロックバイブス全開の展開が繰り広げられてゆく。震えるほどにエモーショナルなロックアクトだった。

その後も、ファンクラブツアーならではの驚きや興奮に満ちた展開がまだまだ続き、どよめきにも似た歓声が巻き起こったのが、2018年リリースのシングル曲「Mosquito Bite」。この曲には、獰猛さを増したライブアレンジが施されていて、まず、原曲よりBPMが速い。また、原曲では重厚なリフが主軸となっているのに対し、今回は、けたたましく掻き鳴らされるコードストロークが主軸を担っていた。一方、まるで一気に天高く飛翔するような歌のメロディの鮮烈さは不変。その後に巻き起こった観客の勇壮なシンガロングは、今回のライブにおける屈指のハイライトとなったように思う。

あっという間にライブはクライマックスを迎える。「普段は言いませんが、皆さんのこと、愛しています。一緒に愛を歌いますか!」という川上の熱烈な呼びかけから、「You’re So Sweet & I Love You」へ。コール&レスポンスを通して繰り広げられる幾度とない愛の応酬。

本編と同じくレア曲の嵐だったアンコールでは、4月にリリースされた最新曲「Hallelujah」も披露された。同曲は、リリースされたばかりであるにもかかわらず、既に新たなライブアンセムと化しており、まるで混沌とした世界を切り裂くような強靭なメロディがドラマチックに響いていた。その勢いのままさらに数曲を駆け抜け、鮮やかにフィニッシュ。総じて、ファンクラブ会員たちが生み出すホーム感に満ちていながらも、いつにも増して闘争本能むき出しのライブだった。

なお、MCによると、今回のツアーのセットリストから漏れてしまったレア曲の一部は、6月から開幕するツアー<YOU ARE WELCOME TOUR>で披露されるとのことなので、期待して待ちたい。

文◎松本侃士

◾️「ENDROLL feat. SennaRin, Hiroyuki SAWANO」
2026年5月29日 リリース
Pre-add / Pre-save:https://lnk.to/Alexandros_ENDROLL
※川上洋平 [Alexandros]×SennaRin「ENDROLL」の[Alexandros] によるカバー

◾️<FC TOUR “ACCESS ALL AREA”>
2026年 04月 10日 (金) OPEN 18:00 / START 19:00 神奈川・横浜ベイホール
2026年 04月 23日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 大阪・GORILLA HALL OSAKA
2026年 04月 30日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 愛知・名古屋ダイアモンドホール
2026年 05月 08日 (金) OPEN 18:00 / START 19:00 香川・高松festhalle
2026年 05月 09日 (土) OPEN 17:00 / START 18:00 広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
2026年 05月 21日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 群馬・高崎スタジオシアター
2026年 05月 24日 (日) OPEN 17:00 / START 18:00 東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)
2026年 05月 28日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 新潟・新潟LOTS
2026年 06月 05日 (金) OPEN 18:00 / START 19:00 京都・KBSホール
※全公演ソールドアウト

◾️「Hallelujah」
2026年4月29日(水)リリース
配信:https://lnk.to/Alexandros_Hallelujah

© 武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会.

◾️アニメ『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』

© 武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会.

原作:武論尊 漫画:原哲夫

監督:前田洋志
シリーズ構成:犬飼和彦
キャラクターデザイン:久恒直樹
副監督:小笠原一馬
アニメーションディレクター:こうじ
美術監督:青井孝/清水稚子
色彩設計:田中美穂
CG監督:池田晋治
CGスーパーバイザー:小石川淳
撮影監督:髙橋佑樹
編集:金山慶成
音響監督:小沼則義
音楽:林ゆうき
オープニングテーマ:[Alexandros]「Halleluiah」
エンディングテーマ:Toshl「愛をとりもどせ!!」
制作協力:NIAアニメーション / きしだ Studio BACU
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント / 第7スタジオ

[放送・配信情報]
2026年4月10日(金)より放送・配信開始
TOKYO MX/BS11 毎週金曜25:00~
Prime Video 毎週金曜25:00~世界独占配信
https://www.amazon.co.jp/dp/B0G4BLNYJJ

◾️<YOU ARE WELCOME TOUR>
2026年 06月 14日 (日) OPEN 17:00 / START 18:00 愛知・COMTEC PORT BASE
2026年 06月 22日 (月) OPEN 18:00 / START 19:00 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
2026年 06月 28日 (日) OPEN 17:00 / START 18:00 宮城・SENDAI GIGS
2026年 07月 03日 (金) OPEN 18:00 / START 19:00 北海道・Zepp Sapporo
2026年 07月 09日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 神奈川・KT Zepp Yokohama
2026年 07月 22日 (水) OPEN 18:00 / START 19:00 大阪・Zepp Osaka Bayside
2026年 07月 30日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 愛知・Zepp Nagoya
2026年 08月 06日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 大阪・なんばHatch
2026年 08月 20日 (木) OPEN 18:00 / START 19:00 福岡・Zepp Fukuoka
2026年 08月 26日 (水) OPEN 18:00 / START 19:00 東京・Zepp Haneda(TOKYO)

[チケット]
スタンディング 8,800円(税込 / 別途ドリンク代必要)
2F指定 11,000円(税込 / 別途ドリンク代必要)
※未就学児童のご入場はできません
※小学生以上はチケットが必要になります

◾️<[Alexandros] presents THIS FES ’26 in Sagamihara>
日時:2026年10月31日(土)、11月1日(日)
会場:相模原ギオンフィールド、及びその周辺
詳細:https://thisfes.com