I Don’t Like Mondays.、失恋ソングだけで綴る<”切ないラブソングはいらない”夜>開催。「丁寧に届けたかった」

I Don’t Like Mondays.が12月12日に一夜限定ライブ<”切ないラブソングはいらない”夜>を開催。12月10日にリリースした楽曲「切ないラブソングはいらない」を記念し、失恋ソングに特化したセットリストによるコンセプチュアルなライブとなった。
今回ライブを行ったI Don’t Like Mondays.は、今年9月にメジャーデビュー11周年を迎えた4人組ロックバンド。80年代のサウンドをベースに日本の音楽シーンへ落とし込む独自のスタイルが特徴で、2022年には「PAINT」がTVアニメ「ワンピース」の主題歌となったことをきっかけに、国内外で人気が加速。昨年はEP「FOCUS」を引っ提げたアジアツアーを初完走し、精力的なライブ活動を続けている。


「東京エキストラ」から始まった今回のライブは、「サボテン」や「CALL ME」など、久しぶりの披露となる楽曲も多く、会場は序盤から大きな歓声に包まれた。新曲「切ないラブソングはいらない」を中心に、過去曲と新曲が交差する、一夜限りのコンセプトライブならではの流れが展開されていった。


本編中盤では、ライブコンセプトにちなんで事前に募集した“失恋エピソード”が紹介される場面も。「毎週会う先輩を好きになり、自分から誘って誕生日に花見や食事に行けたものの、その後は予定が立てられず悩んでいる」との投稿に、会場は一気にあたたかな空気に包まれた。
YUが「そんなんもうグイグイいって、ダメなら次!「今日はどうですか! このあとご飯どうですか!」って」と勢いよく回答すると、メンバー全員が「そんなこと言えないでしょ!」と総ツッコミ。CHOJIが「2人じゃなくて少人数で会えば?」と現実的な助言をすると、YUは「じれったい! 時間の無駄! 「明日がダメなら明後日は?」」と畳みかけ、再び会場に笑いが起きた。KENJIが「ガンガンいってダメなら次ってことで?」とまとめると、YUは「そう!あ~スッキリした!」と満足げ。メンバーから「勝手にスッキリしないで!」と笑いが飛び、温かい笑いに包まれた。
ライブ前に行われたインタビューでは、今回の一夜限定ライブや小規模会場を選んだ理由について、YUが「失恋ソングやパーソナルな曲を丁寧に届けたかった。みんなで“ぎゅっとなる”空間にしたかった」と語り、コンセプトの根源を明かした。新曲「切ないラブソングはいらない」については、KENJIが「ずっと王道クリスマスソングを作りたかった」と制作の経緯を明かし、YUも「イルミネーションの中で聴いたら浸れる曲」と手応えを語った。
自身の失恋に対する向き合いかたを問われると、メンバーはそれぞれの考えを明かす。SHUKIは「辛い時は辛いって認めて、ひたすら落ちるとこまで落ちる」と語り、CHOJIは「文字にして、曲を作ることで発散する」と回答。自身の曲「東京エキストラ」を聴いて心を整理するというKENJIに続き、YUは「無理に前を向く必要はない。そういう感情を持てているだけで幸せ。時間が癒してくれる」と優しく言葉を添えた。

国内外で活動の幅を広げ続ける彼らが紡ぐ、パーソナルで温かい一夜。<”切ないラブソングはいらない”夜>は来年1月に大阪・京都・名古屋での追加公演が発表されている。
■<Winter Showcase “切ないラブソングはいらない”夜>追加公演
・大阪公演
【日程】2025年1月10日(土)
【会場】大阪SHOVEL
開場/開演:17:30/18:00
・京都公演
【日程】2025年1月11日(日)
【会場】EN-LAB.
開場/開演:17:30/18:00
・名古屋公演
【日程】2025年1月12日(月・祝)
【会場】RAD NINE
開場/開演:17:30/18:00
【チケット】6,600円(税込)
※スタンディング予定
【Dress code】Black
■「切ないラブソングはいらない」
2025年12月10日 配信スタート
https://idlms.lnk.to/nosadlovesongs







