【インタビュー】BAND-MAID、最新EP『SCOOOOOP』完成「以前の自分たちだったらこんなふうにはできなかった」

◼︎「お給仕の日、その瞬間に完成させる」というリアルタイム感を楽しみにしていて欲しい
──その歌録りの現場、想像しただけで面白いです。そしてこの曲に続いて収録されているのが「SION」。このギャップの大きさもBAND-MAIDならではですね。この曲については、KANAMIさんのせつない気持ちを形にしたものでもあるようですが?
KANAMI:そうですね。やっぱり長い人生には別れとかもいろいろとあるじゃないですか。このメロディ自体はそれこそ2年前ぐらいから作っていたもので、悲しい出来事があった時に出てきたものをボイスメモに保存してあったんですね。そのメロディをいつかどこかで絶対に曲にしたいと思ってきて、今回それをこの曲に落とし込むことができたんです。ただ、悲しい気持ちが発端になってはいるんですけど、悲しいだけの曲にはしたくなかったんですね。大切な誰かとの別れがあったとしても、日が経っていくにつれて、楽しかった思い出もたくさんあったことに気付かされたりするものじゃないですか。そういった過去の思い出を読み返すというか、古いアルバムを見返す時のような気持ちになれるようなものにしたかったんです。実際、悲しいことがあったとしても、みんなそれを乗り越えて頑張っていこうとするわけなので、聴き終えた後にはポジティヴな気持ちになれるようなものにしたいな、と思いながら作りました。
──作詞は小鳩さんですが、この曲を提示されたら、せつなくない歌詞にはなり得ないですよね?
小鳩ミク:無理ですっぽね。このところ楽曲的にも元気なもの、激しいものが続いていたので、歌詞的にもそういう傾向のものが多かったですし、たとえば自分たちの過去の曲で言うと「Mirage」とか「anemone」のようなやさしい感じ、柔らかい感じのものが欲しいな、という希望はKANAMIからももらっていたんですっぽ。しかも実際、この曲のデモを聴いた時に、やっぱり「誰かを想う」という心情について描きたいなと自分でも思えましたし、小鳩自身のまわりでも亡くなった方がいたりしたので、大切に想う誰かに向けての変わらない心だとか、追悼の気持ちといったものを優しく描けたらいいな、と意識しながら書いていきましたっぽ。
──この曲では全員でコーラスを録っているんですよね? それは初のことですか?
SAIKI:BAND-MAIDでは初ですね。
小鳩ミク:実はBAND-MAIKOではやったことがあるんですっぽ(笑)。ただ、その時は「よ~っ!」みたいな感じであまりコーラスらしいものではなかったので、ちゃんとしたコーラスとしては初めてみたいなものですっぽね。
SAIKI:アコースティックのお給仕をやった時、全員がコーラスに参加したんです。あの経験がこれに繋がったと思います。
KANAMI:あの時のことを踏まえて、「この曲でちょっとやってみたいんだけど」という提案をしたら、みんなやりたがってくれたんです。しかもそれが、すごく楽しいレコ―ディングになって。
AKANE:なにしろ滅多に経験できることではないので。
MISA:もっとやりたいくらいですね。
KANAMI:みんな、個々にすごく練習を重ねてきたんですよ。
SAIKI:3つのパートがあったんですね。主旋律にあたるものと、その上と下。MISAには下、AKANEには私と同じ主メロを歌ってもらうことを決めて、みんなレコーディングに備えて自宅で練習してきてもらったんです。それで当日、私のボーカル録りが終わりに近付いてきた頃、小鳩がみんなに「そろそろ終わるからスタジオに来て」と連絡を取ってくれて。
小鳩ミク:「何時にお越しくださいっぽ」みたいな(笑)。
SAIKI:実は、普段は歌録りを見られたくないところがあるので、「あんまり来ないで」と言ってるんです。「皆さんそれぞれのお仕事をしててください」って(笑)。で、今回の場合はそうやって集合をかけたんですけど、なんだかみんな、やる気満々みたいな感じでやって来て、肩なんか上がっちゃってる感じで(笑)。
AKANE:気合が入りますよね。なにしろボーカリストとしてレコーディング現場に行くわけですから(笑)。
SAIKI:こんなことができたのも、やっぱりあのアコースティックの機会があったからこそだと思うんです。あれがなかったら、おそらくMISAは歌いたがらなかったと思う。
MISA:ふふっ。そうね。自分の声が、なんと言うか……。
SAIKI:自分では言いにくいだろうから私が言うね(笑)。MISAは歌声が可愛いんですよ。歌う時は声がちょっと変わっちゃうんです。で、その声についてみんなも「可愛い」と言ってしまうんで、本人が歌うのを嫌がるようになってしまったというか(笑)。だからそこは、私たちの責任なんですけどね。
MISA:昔はよく歌ってたんですよ、カラオケも好きで(笑)。
SAIKI:ただ、アコースティックの時はほとんど半強制的に歌わなきゃいけなくなったので、それで……慣れたのかな?
MISA:そうね。歌うのが楽しかったのを思い出した、という感じかな。今回も本当に楽しかったし。
SAIKI:良かった!
AKANE:私はSAIKI先生に指示してもらわないと何もできない感じでした。
SAIKI:だからAKANEのレコーディングの時は一緒にボーカルブースに入ったんです。
──その現場も覗いてみたかったところです。このインタビュー冒頭で「アダルトさが増した、成熟した」という発言がありましたけど、この曲には特にそれが出ているんじゃないかと思います。
SAIKI:本当にそうだと思います。以前の自分たちだったら、こんなふうにはできなかっただろうと思いますね。その意味でも、アコースティックのお給仕をやって本当に良かったなと思っているんです。
──すべての経験がこうして繋がってきているんですね。そしてこの次には「Dilly-Dally」が登場するわけですが、ここでのギャップもすごい。電子音から始まるという意外性もありますけど、ここでリスナーが「えっ?」と感じたならば、皆さんとしてはきっと狙いどおりなんですよね?
SAIKI:しめしめ、という感じですね(笑)。
小鳩ミク:「えっ、これもBAND-MAIDなの?」みたいな感じになったらいいですっぽね(笑)。
──頭のなかで皆さんがこの曲をやっているのを想像すると、もしかしたら途中で振付があったりするんじゃないかと思ってしまうくらいです。
SAIKI:どうぞご自由に踊っちゃってください。私は歌に専念しますので(笑)。

──作曲者のKANAMIさんとしては、実験的なものというか、ちょっと新機軸なものを求めていた結果でもあるんでしょうか?
KANAMI:そうですね。「こういうのもやってみたい、録ってみたい」というところから始まってます。常日頃から曲作りをしていますけど、本当にお休みの日には、BAND-MAIDっぽくない曲を作ってみたりしてるんですね。この曲は元々、そのうちのひとつでもあるんです。BAND-MAIDっぽくないものを作ろうとしておきながら「でもこれをBAND-MAIDでやったら面白いかも」みたいなノリでもありました。逆に、一瞬「これは違うんじゃない?」と思うような曲がひとつ入っていたら、それがEPの中でのフックになるんじゃないか、というのもありましたし。そしたらみんな、面白いと言ってくれて。
AKANE:単純に面白いし、楽しい曲だな、というのが第一印象でしたね。
KANAMI:めちゃくちゃ短い曲にしようと考えて、当初は2分ぐらいで終わっていたんです。だけどそのままだとあまりにも短すぎるという声が上がって、「さすがにもうちょっと延ばしたほうがいいかな」ということになり、30秒くらい長くしました(笑)。
──曲の面白さと、歌詞にも出てくる“Dilly-Dally”という言葉のマッチングがすごくいいと思います。この言葉自体は、かつて「モラトリアム」の歌詞にも出てきてましたよね?
SAIKI:そうなんです。2年前に10周年を迎えつつあった時、メンバー同士でも「本当に長いことやってきたよね」「こんなに続くと思ってなかったよね」という話をよくしていたんですけど、今年で12周年を迎えて、もうすぐ13年目に入ろうとしている今も、同じようなことをお互いよく言ってるんですね。そういった年月の長さというのも音楽のなかに残していきたいというか、繋がりを持たせたいというのがあって、過去の曲でも人気のある「モラトリアム」で使っていた言葉をここに引っ張り出してきたんです。こうして過去の曲から何かを持ってくるということも、これまでやったことがなかったし、この曲自体も過去にはなかったタイプのものだし、ここでそういうことを試してみるのはアリなんじゃないかな、と思って。それが結果、うまく嵌まった感じです。
──過去とのリンクという意味においては「Present Perfect」とも重なるところがあるわけですね?
小鳩ミク:そうですっぽね。今回はそういった発想が全体を通じてあったようにも思いますっぽ。先にこの曲ができていて、そこで好感触を得ていたので、こういったアプローチの仕方はいいんじゃないかということになって、「Present Perfect」ではもっと全面的にそういうことをやってみようということになったんですっぽ。
──なるほど。この曲ではMISAさんのベースも印象的です。KANAMIさんから「変態ベース」という絶賛の言葉が出たそうですね?(笑)
MISA:そうですね。あれは褒め言葉だと思っています(笑)。
KANAMI:この曲でのベースを聴いて、「私、MISAのベースじゃないと駄目な体質になっちゃったかも」なんて思わされたんです(笑)。
MISA:なんか、そんなこと言ってたよね(笑)。
KANAMI:そう。でも本当に今回、それをすごく実感したんです。
──MISAさんとしては、やりたい放題やった甲斐があったというか。やっぱり振り切るべきところでは思いきり振り切るべきですよね?
MISA:本当にそうですね。振り切ったことでこれが生まれてきたわけで。
KANAMI:元気に生まれてきて良かったです(笑)。
MISA:威勢のいい子が生まれてきましたね(笑)。
──こういった曲の場合、ドラムについてはどんなことを意識しますか?
AKANE:土台をしっかり支えるというのはもちろんあるんですけど、ドラムも一緒にアガっていかないと面白くないので、そこでのさじ加減を考えましたね。結果的にはちょうどいい塩梅のところにいるんじゃないかな、と思います。あとはフロアタムなどを使いながら、低音を意識したところがあります。
MISA:ゴリラ的な感じだよね?(笑)
AKANE:そういうことです(笑)。

──そしてこの曲には、小鳩さんが歌うパートがあります。だいぶハイな感じですが。
小鳩ミク:そうですっぽね。「久々に小鳩パートのある曲を作るから」ということをあらかじめ言われていたので「なるほど、この曲で来ましたか!」という感じでしたっぽ。そこでの自分の歌い方については歌詞がまとまってから考えようと思っていたんですけど、SAIKIとはまったく違う感じを出したほうがいいだろうということになって、結構無機質な感じというか、ちょっとボカロっぽい感じを意識して歌ってみたんですっぽ。それによって新しい小鳩も出せたらいいな、と思いながら。
SAIKI:私は人間らしいまま、自分の歌い方を貫きました(笑)。でも、この曲自体がまず新鮮でしたね。メロはとてもBAND-MAIDらしい感じではあるんです。ただ、歌録りについてはこの曲が最後だったので、他の曲との違いを出そうと考えて、サビのパートでは敢えて声を張らずにファルセットで歌っていたりするんです。そういった差別化はちょっと意識しましたね。あと、Aメロにあたる部分などは、当初はもっとメロが細かかったので、それはちょっと変えさせてもらっちゃいました。
KANAMI:そうだったっけ? 全然憶えてない(笑)。
SAIKI:そこは結構、歌詞を重視した結果だったんです。あまりにも言葉が多すぎてしまうと声を枯らすことになり兼ねないので、少し要素を減らしてみたり。
KANAMI:いずれにせよイケてる感じに変えてもらえているので、何の問題もないです(笑)。ただ、この曲はとにかく楽器が忙しくなりそうなので、お給仕では大変なことになりそうです。
──途中のアカペラみたいなパートも面白いです。ちょっとクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のオペラ・パートみたいな感じでもありますね。
SAIKI:確かに!(笑)そこについては、小鳩パートだけが浮いてしまわないように、電子音というか、機械的な歌い方というのを意識しながら取り組んで、トータルなところでまとまりが出るように考えました。
KANAMI:そういったパートも含めて、この曲はご主人様お嬢様のご協力がないと完成しませんので、皆さんにも参加意識を持って歌っていただきたいです。
小鳩ミク:それは間違いないんだけど、このオケでこのメロディを歌うのって、結構難しいんだっぽ。わりとリズム感がないと歌えないところがあるはずなので、是非リズム感を鍛えていただいて、ご主人様お嬢様には参加していただきたいですっぽね。
SAIKI:「歌えるもんなら歌ってみろ!」という感じですね(笑)。
──「歌ってみてくださいね」ですよね?
SAIKI:はい(笑)。
──変な話、バンド側が関知しないところでご主人様お嬢様が勝手に振付を作ったりしたら面白いことになりそうな気がします。
KANAMI:面白いですね!
小鳩ミク:そう考えてみると、一緒に歌っていただくよりは振付けをしていただくほうが面白いかもしれないですっぽね。
SAIKI:そういうことなので、振付は増田さんにお願いします。
──謹んでお断り申し上げます(笑)。そしてこの曲の次には「Zen」が収められていて、その後にインストゥルメンタル曲の「Lock and Load」が入っています。この曲が最後に作られたと聞いていますが、やはりこれは『ロックは淑女の嗜みでして』のタイアップに伴う経験があったからこそ生まれ得たものなんじゃないかと思えます。
KANAMI:そこは大きいですね。あの時に劇中音楽をやることがなかったら、まず、キーボードを入れようという発想も出てこなかったはずですし。その意味でも、あの経験があったからこそ生まれてきた曲だなと思っています。
──というわけでSAIKIさん、インスト曲への初参加はいかがでしたか?
SAIKI:私自身、あの時の経験がなかったら、自分がここでキーボードを弾くなんていう発想にはならなかったと思います。BAND-MAIDについて考えるうえで、自分が楽器をやるなんてことはまったく脳内になかったので。というか、私以外の4人で演奏するインスト曲というのがBAND-MAIDの魅力のひとつだと主持ってきたんです、ずっと。
──それがBAND-MAIDの魅力であり、私の休み時間である、と?(笑)
SAIKI:そうです(笑)。
小鳩ミク:BAND-MAIDのお給仕では休み時間の確保も重要ですっぽね。
SAIKI:私自身もそういう考えだったんですけど、その『ロックは淑女の嗜みでして』のなかで、登場人物の院瀬見ティナちゃんの役でキーボードを担当させてもらうことになって、そこでようやく「ああ、そういえばインストをやるバンドにはキーボードが普通にいるよなあ」って気付かされて、逆に、これまでBAND-MAIDがずっと4人でインスト曲をやってきたのはすごいことだな、とも思ったんです。しかも私たち、これからももっともっと曲を作っていくことになるわけじゃないですか、みんなで。それを考えた時に、この先もBAND-MAIDが長く活動を続けていくためには新しい要素が必要なんじゃなかな、とも思ったので、今回こうしてやってみることにしたんです。
AKANE:すごいことだと思います。
KANAMI:しかもキーボードについてはアレンジもレコーディングも、SAIKIが自分で担当しているんです。ちょうどその時期の私がカツカツな状況だったこともあって、その意味でもすごく助かりました。だから今回のレコーディングでは、ボーカリストとしてばかりではなく、キーボーディストとしてのSAIKIの成長もすごく感じさせられました。
SAIKI:キーボーディストのSAIKIです(笑)。でも本当に、いい経験になりました。このあいだ、リハの時にMISAとAKANEにも言ったんですけど、キーボードを練習していて、自分がどんどん気持ち悪いやつになっていくことに気付かされたんです。
小鳩ミク:小鳩もその話は聞いたっぽ。
SAIKI:そうそう、たまたまKANAMIだけその場にいなかったんですけど、私にとって、超絶技巧なこの人たちって、音とかリズムに対するプロ根性とか正確さ、こだわりの強さというのが、正直言ってキモかったんです(笑)。ハッキリ言って、私の筋トレ中毒と同じくらいみんな楽器中毒だから(笑)。だけど自分でも練習を重ねて、クリックに合わせてみんなと演奏してたりすると、「あれ? なんか私もキモい人たちの仲間入りをしてるかも」みたいに感じさせられたことがあって(笑)。ただ、そういったことを通じてみんなの気持ちがこれまで以上にわかるようにもなったし、みんなの音がもっと気になるようになってきたんです。しかも楽器演奏って、歌とはまったく違うものじゃないですか。そこで音に対する感じ方、考え方も変わってきた気がしていて、なんだか音楽家としてのSAIKIがちょっと太くなってきたんじゃないかと思えているんです。
AKANE:素晴らしいことだと思うんです。こうして12年やってきて、ここにきてまた新たな自分の武器というものを持てているわけで。本当に尊敬しちゃいます。それに逆の立場から言うと、今回は全員でのコーラス参加がありましたけど、歌から学ぶことというのもすごく多いんです。音をどこに当てていくかという部分だとか……。
SAIKI:この間、AKANEが私のうちに遊びに来たことがあって、その時に遊びで歌録りをしたんですね。そこで気付いたんですけど、AKANEはドラムみたいな歌い方しかしないんですよ。リズムはめちゃくちゃ正確なんですけど、音を母音に当てていくという意識がないからなのか、何かが違うという感じだったんです。だから「そうじゃないんだよ」という話になって。
AKANE:そこで指摘されて初めて知ったこともあったので、かなり衝撃でした。

──面白いですね。いつも取材のたびに進化とか成長といった話になりますけど、皆さんの日常においてそれがいかに当たり前のように起きているかということを今日の話からも感じさせられましたし、しかも楽しみながら様々な変化が起きているんだな、ということを改めて理解できたように思います。
SAIKI:良かった(笑)。
──「音楽家としてのSAIKI」なんて言葉も今だからこそ出てきたんだろうと思いますし。そして、そういった進化や成長をこの先のお給仕で体感したいところですが、年間を通じて行なわれてきたツアーのFINAL ROUNDについては。どんなものを観られると思っていたらいいでしょうか?
SAIKI:まずはこのEPからの新曲を皆さんの前でやる、ということが大きいですよね。私たちがいちばん求めている「お給仕の日、その瞬間に完成させる」というリアルタイム感を楽しみにしていて欲しいですし、FIRST ROUND、SECOND ROUNDとはまた違ったセッション・パートもありますし。さらに言うとこのFINAL ROUNDには来年に向けてのものという意味合いもあるので、来年以降も続いていく私たちに期待感を持っていただけるようなお給仕にしていきたいですし、実際そうなるはずだと思っています。そこにいちばん期待・注目して欲しいですね。
──つまり、この『SCOOOOOP』が本当の意味での完成を迎えるのは、ツアーファイナルの東京ガーデンシアターということになるわけですね?
小鳩ミク:そうですっぽね。
SAIKI:まさに。しかも、そこで終わってしまうわけじゃないので。あと、FINAL ROUNDを目いっぱい楽しんでいただくうえでは、記憶力も大事になってくると思います。これまでのいろいろな過去のものも踏まえたものになりそうなので。
──つまりステージにおいても「Present Perfect」、つまり現在完了形の状態にあるBAND-MAIDが提示されることになるわけですね? その先にどんな未来形が待ち受けているのかを仮定法で想像しながら、楽しみにしています!
全員:ありがとうございます!
取材・文◎増田勇一
写真◎尾藤能暢
■EP『SCOOOOOP』
2025年10月22日(水)リリース
購入:https://BAND-MAID.lnk.to/SCOOOOOP_CD
配信:https://band-maid.lnk.to/SCOOOOOP

◆完全生産限定盤
CD+Blu-ray + “Poster-style booklet”(特殊仕様)
品番:PCCA-06425 POS:4524135262523
価格:5,900円(税込)
仕様:特殊仕様
◆初回生産限定盤
CD+DVD
品番:PCCA-06426 POS:4524135262530
価格:3,500円(税込)
仕様:2DWケース透明
◆通常盤
CD
品番:PCCA-06427 POS:4524135262547
価格:2,500円(税込)
仕様:通常仕様
◆収録内容
[CD](全形態共通)
M-1:Present Perfect
M-2:Ready to Rock
M-3:What is justice?
M-4:SUPER SUNSHINE
M-5:SION
M-6:Dilly-Dally
M-7:Zen
M-8:Lock and Load
[Blu-ray/DVD](完全生産限定盤/初回生産限定盤のみに収録)
Zen (Instrumental Video)
Ready to Rock (Instrumental Video)
What is justice? (Instrumental Video)
Blu-rayのみマルチチャンネル対応となります。(一部デッキに関しては非対応)
※マルチアングルへの諸注意
「EDIT ver.(multiple angle)」はマルチアングルトラックとなっており、アングルの切り替えがお楽しみいただけます。
尚、ご使用になるプレーヤーにより、操作が若干異なる場合があります。詳しくはプレーヤーの取扱説明書をご参照ください。又、プレイヤーにより、マルチアングルトラックに対応していない場合があります。あらかじめご了承ください。
予約:https://BAND-MAID.lnk.to/SCOOOOOP_CD
※価格、収録内容共に予告なく変更する事が御座います。
◆各形態初回生産分封入特典
・各形態初回生産分限定“SCOOOOOP”オリジナルピック封入(全9種)
“SCOOOOOP”収録楽曲のタイトルをモチーフにしたオリジナルデザインのピックを、全9種類の中から1種ランダムで封入。
※9種類のうち1種はシークレット仕様となっています
・各形態の初回生産分には、BAND-MAID “SCOOOOOP”リリース記念 応募抽選キャンペーンチラシを封入
【SCOOOOOP賞】
メンバー直筆サイン入り“SCOOOOOP”オリジナルTシャツ(ユニセックス/フリーサイズ) … 10名様
【BAND-MAID賞】
メンバー直筆サイン入り“SCOOOOOP”オリジナルポスター … 30名様
◆ショップ別オリジナル特典
Amazon.co.jp:オリジナル絵柄メガジャケ
タワーレコードおよびTOWER mini全店、タワーレコードオンライン:アクリルキーホルダー(50mm×50mm)
全国HMV/HMV&BOOKS online:缶マグネット(40mm×40mm)
楽天ブックス:ビニールスライダーケース ※オリジナル配送BOXでお届け
セブンネットショッピング:ビニールバッグ(完全生産限定盤・初回限定生産盤)/アクリルコースター(90mm×90mm)(通常盤)
Neowing / CDJAPAN:A4クリアファイル
ポニーキャニオンショッピングクラブ、その他法人:ポストカード(120mm×120mm)
○BAND-MAID『SCOOOOOP』を上記対象店舗でご予約購入いただくと、先着でショップ別オリジナル特典をプレゼントいたします。
※特典は先着の付与となりますので、なくなり次第終了となります。 予めご了承ください。
※一部店舗に取扱いのない店舗がございますので、ご予約・ご購入時にご確認ください。
※ECサイトでご予約の場合、特典付き商品をご希望の場合は必ず特典付きカートからご注文下さい。
一部ECサイトでは予約済み商品がキャンセル不可の場合がございますのでご注意ください。
○楽天ブックス「BAND-MAIDオリジナル配送BOX」につきまして
※楽天ブックスにて対象商品をご購入いただいたお客様限定で、オリジナルデザイン仕様の“BAND-MAIDオリジナル配送BOX”で商品をお届けします。
※数量に限りがあります。無くなり次第終了とさせていただきます。
※配送BOXは、配送伝票やバーコード、テーブが直接貼付された形態でのお届けとなります。また、配送中の汚れ、破損による交換はお断りいたします。
■New EP『SCOOOOOP』配信開始記念、「Present Perfect」SNSシェアキャンペーン
・賞品
BAND-MAIDオリジナル画像
・対象ストリーミングサービス
Apple Music/Spotify/Amazon Music Unlimited/LINE MUSIC/YouTube Music/AWA/dヒッツ/KKBOX
・応募期間
2025年10月22日0:00〜11月5日(JST)
・プレゼント送付時期
応募締切より1週間内を予定
・対象楽曲
「Present Perfect」
■New EP『SCOOOOOP』配信開始記念、「Present Perfect」LINE MUSIC再生キャンペーン
・プレゼント内容
再生数に応じて、
A賞 100回以上再生〜全員にBAND-MAIDのオリジナルスマホ待受画像を全員にプレゼント
B賞 1010回以上再生〜抽選でBAND-MAIDサイン入り『SCOOOOOP』アートボード(5名)をプレゼント
※A賞は条件を満たした方全員が対象、B賞は条件達成者の中から抽選となります。
・応募期間
2025年10月22日0:00〜11月11日23:59(JST)
・プレゼント送付時期
2026年1月下旬までを予定
・対象楽曲
「Present Perfect」
■<BAND-MAID TOUR 2025>
※終了公演は省略
◆FINAL ROUND
2025年
10月24日(金)大阪 なんばHatch SOLD OUT
11月1日(土)神奈川 CLUB CITTA’ SOLD OUT
12月7日(日)東京 東京ガーデンシアター
東京ガーデンシアター公演
オフィシャル7次先行
受付期間:10月22日(水)12:00~11月2日(日)23:59
受付:東京ガーデンシアターのみ
国内受付: https://l-tike.com/bandmaid/
海外受付:https://l-tike.com/st1/bandmaid2025







