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Burt Bacharach は'28年5月12日、ミズーリ州カンサス・シティで生まれた。高校時代にはジャズに傾倒し、その後、ニューヨークのマンズ音楽学校とカリフォルニアのサンタ・バーバラ音楽アカデミーで音楽理論と作曲を本格的に学ぶ。'50年から2年間の兵役を経て、Steve Lawrence、The Ames Brothersらのピアニスト/アレンジャー/指揮者として働きだす。作曲家としては'57年頃、『The Blob』や『Warm and Tender』などの映画音楽から始まったようだ。その頃、一緒に曲作りをしていたMack Davidの紹介で出会ったのが Mackの弟Hal Davidである。記念すべきBacharach=David の第1作はMarty Robbins による「Story Of My Life」だった。'58年から'60年までBacharachはMarlene Dietrichのツアーに編曲/指揮者として参加した後、'62年頃からLeiber&Stollerのプロダクションに所属し Barry MannやCarole Kingなどと共に良質なポップスを量産していく。また Bacharach は'62年にThe Driftersに曲を提供、この時にコーラスで参加したのがDionne Warwickであった。これが縁でBacharach=David=Warwickという黄金トリオが誕生し大ヒットを連発していく。'67年からはA&Mからリーダー作を発表し始め、それに伴い同レーベルのアーティストにも楽曲を提供し、Herb Alpertの「This Guy's In Love With You」や The Carpentersの「(They Long to Be) Close to You」といった大ヒットが生まれた。また'65年からは映画音楽でも活躍し『Alfie』など数々のヒットを生んだ。そして'69年の『Butch Cassidy and The Sundance Kid』ではアカデミー作曲賞とB.J.Thomasが歌う「Raindrops Keep Fallin' On My Head」が主題歌賞を受賞した。また'68年にはミュージカル『Promises, Promises』がヒットするなど、60年代後半は破竹の活躍であった。70年代に入りDionneやDavidとの関係を解消した後は、ピアノ、歌、指揮などの仕事に重点を置いたが、作曲家としては一時期スランプに陥っていたようだ。その後シンガー・ソングライターのCarol Bayer Sagerと出会い、'81年に映画『Arthur』で Christopher Crossが歌う「Arthur's Theme (Best That You Can Do)」を共作し、アカデミー歌曲賞を受賞。'86年にはDionne に12年ぶりに書き送った「That's What Friends Are For」で見事全米1位とグラミー賞を獲得し、再び頂点を迎えた。'98年にはElvis Costelloと全曲共作した『Painted from Memory』を発表。そして2000年の映画『Isn't She Great?』でHal Davidとのコンビも復活。

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