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サウンド・クリエイター。アメリカ音楽の伝説を次々と復活させる名プロデューサーにして、唯一無二のシンガー・ソングライター。

ノースキャロライナ州生まれで、リサ・ハニガンは彼を「礼儀正しい南部紳士」と呼ぶが、10代を過ごしたのは中西部のデトロイト郊外である。幼い頃にレイ・チャールズやジョニー・キャッシュを聴いて音楽に興味を持ち、11歳のときにボブ・ディランの音楽に出会って大きな影響を受ける。

プロデューサーとしては、アーニー・ディフランコやエイミー・マン、エルヴィス・コステロらも手がけつつ、とりわけソロモン・バーク、アラン・トゥーサン、ベティ・ラヴェット、ランブリン・ジャック・エリオット、モーズ・アリソンなど、ヴェテランのアーティストに意外な新生面をもたらして再生する見事な手腕で高い評価を受け、グラミー賞を3度受賞している。

自身の作品はこれまでに12枚のアルバムを発表。1990年代前半はジェイホークスをバック・バンドに起用するなど、オルタナ・カントリー的サウンドだったが、巨匠オーネット・コールマンを客演に迎えて驚かせた2001年の『Scar』、ドン・バイロンらをフィーチャーした2003年の『タイニー・ヴォイセス』と、次第にジャズの色調と即興性をとりこむようにもなった。