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ニューヨークに根付くハードコアと、北欧に代表されるメロディック・デスを大胆にクロスオーヴァさせ、その後のメタル・シーンの隆盛となる礎を作った重要バンド、キルスウィッチ・エンゲイジ。彼らはギタリストのアダム・デュトキエヴィッチ、ジョエル・ストローゼルと、ベーシストのマイク・ダントニオを中心に結成し、ヴォーカリストのジェシー・リーチを迎えた1999年から活動を本格化させ、2000年にFERRET MUSICより『キルスウィッチ・エンゲイジ』でデビュー、2002年にはRoadrunner Recordsと契約を交わし、アルバム『アライヴ・オア・ジャスト・ブリージング』でワールドワイド・デビューを飾り、全世界のメタル・シーンにその名を馳せる存在となっていった。

が、アルバム発売直後に、ヴォーカリストであるジェシーが個人的な理由によりバンドを脱退、キルスウィッチ・エンゲイジは新たにハワード・ジョーンズをヴォーカリストに迎え、より強靭な音像で世界中を歓喜の渦に巻き込んで行き、その後も『ジ・エンド・オヴ・ハートエイク』(2004年、全米チャート21位を記録)、『アズ・デイライト・ダイズ』(2006年、全米チャート26位)、『キルスウィッチ・エンゲイジ』(2009年、全米チャート7位を記録)とアルバムを発表し続け、その存在感をより大きなものとしながら活動を続けていった。

ジェシーはバンド脱退後、しばらく音楽活動から遠ざかっていたのだが、2003年にはSEAMLESSでバンド活動を再開、アンダーグラウンドでの活動ながら圧倒的な支持を得るバンドへと成長していく。その外にも2009年にはTHE EMPIRE SHALL FALLというバンドでの作品を発表し、その個性的なヴォーカル・ワークでファンを魅了していった。2005年に行なわれたRoadrunner 25周年記念ライヴで久し振りにキルスウィッチ・エンゲイジとの共演を果たした彼は、その後もメンバーと連絡を取り合っていたという。

そして2010年、ジェシーとアダムが再び8年ぶりにタッグを組み、新プロジェクト、タイムズ・オヴ・グレイスを始動。