ジューダス・プリースト、バンド長命の秘訣は「ユーモアのセンスと友達であること」

Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストは現在、50周年を祝っている最中だが、イアン・ヒル(B)は、バンドがここまで長く続けてこられたのは「ユーモアのセンスと友情」のおかげだと考えているそうだ。
彼は『VWMusic』のインタビューでバンドの長命の秘訣を問われると、こう答えた。「そうだな、多分、俺らのユーモアのセンスと、俺らは友達として始まり、いまでも友達でいるからだな。それが、このバンドの行動スタイルでもある。どれだけ強いか、どれだけ俺らの関係が良好か、どうやって動かしていくか、その全てが大きな違いをもたらしている。もちろん、ギタリストやドラマー、ヴォーカリストも変わってきた。でも、俺らは常に、このバンドに加わるのが誰であれ、上手くやって行こうって決めてきた。それって重要なことだ。メンバーの間に反感が生じたら、遅かれ早かれ、長続きはしない。だから、俺らは誰とでも友達になり、その人物をそのまま受け入れる。それが一緒にい続けることの秘訣だと俺は思ってる。そうすれば、お互いの神経を逆なですることはあまりないと思うよ(笑)。プリーストはそれで上手く行ってる。上手く行かなくなるまでそうし続けるよ」
ヒルはまた、このインタビューで、制作中のニュー・アルバムについて「(最新作の)『Firepower』より複雑になるだろう」と話している。「アルバムを計画中だ。完成まで、そう遠くはない。来年になるのか再来年になるのかはわからないが。2023年は多分、まだツアーがあるだろうから」「サウンドに関して言えば、『Firepower』よりもうちょっと入り組んでいて、多分、もっと複雑だ」
ギタリストのリッチー・フォークナーは最近、新作に関して「ドラムは終わった。ギターとベースもね。次はヴォーカルがメインだ。でも、北米ツアーがあるから、ロブ(・ハルフォード)は声を温存しなくてはならない。ツアー前は控えめにしないと。だから、多分その後になるね。北米の後、南米があり、12月に終わる。多分、ヴォーカル(のレコーディング)を始められるのは来年になるだろう」と話していた。
8月初めにヨーロッパ・ツアーを終えたジューダス・プリーストは、10月13日から北米ツアーを開催する。
Ian Hill beamed in via Zoom to discuss the upcoming 50 Metal Years Tour, the significance of Judas Priest’s Hall of Fame induction, and what lies ahead in 2023 and beyond. .@judaspriest https://t.co/yuBAk4TPzw
— VWMusic (@vwmusicrocks) October 6, 2022
Ako Suzuki







