レミーの元バンド・メイトたち、「レミーはナチ支持者」との意見に反論

モーターヘッドのレミーはミリタリー関連のアイテムのコレクターとしても知られていた。その中にはナチに関係するものも含まれるため、最近、あるTwitterユーザーが彼はナチ支持者だとつぶやいたが、レミーと活動を共にしていた元モーターヘッドのフィル・キャンベルと、ヘッドキャットでレミーとコラボしていたストレイ・キャッツのスリム・ジム・ファントムがこれに反論した。
キャンベルは週末、レミーは「史上最高のロッカー」だが「ナチの傾向があった」とのつぶやきをリツイートし、「参考までに、レミーには全くナチの傾向はなかった。彼は歴史家だった」と返答し、ファントムはそれに「フィル・キャンベルは100%正しい。俺は終日、この真実の供述を保証する」とつぶやいた。
キャンベルはファントムからの援護に、「ジム、ありがとう。俺らはわかっているはずだ」と返信している。
FYI, Lemmy DID NOT, have any Nazi tendencies. He was a historian. https://t.co/mut44xTyjf
— Phil Campbell (@MotorheadPhil) June 4, 2022
Phil Campbell is 100% correct & I will vouch for this true statement all day long. Best, SJP ????☘️???? https://t.co/2PMehph0zi
— Slim Jim Phantom (@officialslimjim) June 4, 2022
レミー本人はかつて、「俺はものを集めているだけ。思想は集めていない」「俺にはあらゆるカラー、あらゆる宗教的信念を持つ友人たちがいる。俺にはレイシストの要素はない」と語っていた。
また、レミーのドキュメンタリー『Lemmy』(邦題:極悪レミー/2010年)を監督したグレッグ・オリヴァーは作品が公開された当時、「(レミーは)よく戦争の歴史について(の本を)読んでいる。彼が戦争マニアだってことは知られてるけど、それがどれだけ奥深いかは知られていない」と話していた。
Ako Suzuki







