【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・DatuRΛが掲げるセックス&ロックンロール

6月20日(火)に開催されるBARKS主催ライブイベント<千歌繚乱>に出演するDatuRΛ。彼らは2017年2月に始動したばかりの若手バンド。本インタビューでは、アダルトでエロティックな雰囲気を持つ彼らが今考えていることに迫った。
※本記事は6月20日(火)に開催の<千歌繚乱vol.12>で来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。
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■新曲「imitation」はエロと激しさの融合
――DatuRΛさんは2月に始動されたばかりということで、まずみなさんの自己紹介からキャラクターを掘り下げていきたいなと思います。
▲怜央(Vo)
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ギル(Gt):僕は筋肉が売りの下手ギターです。こう見えても脱いだらスゴいですし、趣味も筋トレ。メンバーからは兄貴って呼ばれています。
楓華(Ba):僕は逆に中性的で謎めいたキャラかなー。
φ-fai-(Dr):一番見た目ぶっとんでると思いますが髪型からハゲの妖精って言われたり。
みぃる(Gt):僕は何か勝手にみんなからかえるの王子ってキャラ付けされてます…。なんかなりゆきでアンプの上にもメンバーからもらった蛙の置物おいてたりします。
怜央(Vo):僕はエロ&アダルトの化身。
――DatuRΛさんのミュージックビデオも、エロいですよね。
怜央:アダルトな雰囲気っていうのは僕らの売りですけど、特に狙ってエロさを売りにしているというわけではなく内側から溢れ出しちゃうというか。
楓華:よくライブもセクシーな雰囲気だと言われるんですが、そういう世界観を作り上げようとしてるわけじゃなくて、自然とそうなってるよね。
φ-fai-:要は変態なだけです、みんな。
――やはりバンドのコンセプトもセクシーさというかエロティックな感じなのでしょうか?
怜央:バンド名のDatuRΛはチョウセンアサガオっていう花の名前から来ていて。この花には麻薬のような強い毒性があって、花言葉は「偽りの魅力」や「依存」なんです。そこから“中毒性や依存性のあるバンド”をテーマにしています。
――歌詞にも毒々しさを感じます。女性目線の歌詞が多い印象ですが、女性の気持ちになって歌詞を描くのは難しくないですか?
怜央:8割方女性目線の歌詞ですね。あんまり難しいとか考えたことなかったけど、自分が体験したことや耳にした話を基に歌詞を書いたりしていて、自分がこの立場だったらこう思うな、とか相手の気持ちになりきって書いていますね。
▲みぃる(Gt)
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――だからファンの方が共感するのでしょうね。5月15日(月)にリリースされたばかりのシングル「imitation」についても聞かせてください。
怜央:この曲は“二面性”がテーマで、歌詞は“偽りの愛”について書いています。
みぃる:2月に会場限定で発売した「禁断の果実」と同じく、ジャズっぽくシャッフルの要素を入れています。「禁断の果実」がジャズ要素強めでアダルトなDatuRΛを象徴する聴かせ曲だったので、今回はそれにラウドっぽい激しさを足しました。エロと激しさの融合かな。
ギル:ギターに関しては結構重いリフなので、低音の作り方にこだわりましたね。ほかの楽曲と違ってエフェクトかけたり、アプローチの仕方を変えてみたのでじっくり聴いて欲しいです。
楓華:シャッフル要素があるのでベースはとにかくリズム感を大事に。
φ-fai-:ドラムは平らであること、がポイントだったかな。プレイ中は静と動のメリハリを意識してますね。
――今後もこういったエロくてアダルトな曲を作っていく予定ですか?
みぃる:この曲も元はアダルトさは意識していなかったんですが、怜央にメロと歌詞をつけてもらったらこういう雰囲気になったんです。これは僕たちだからこその魅力だしそこは大事にしつつも、今回の「imitation」にラウドを取り入れたように違う音楽のジャンルの要素も取り入れていけたらなと思ってます。










