圧倒的に高精細な新型iPadが登場

アップルが新しい「iPad」を発表した。
サンフランシスコにあるYerba Buena Center for the Artsにて行なわれた同社のイベントで発表された新型iPadは、新しく2048×1536 pixel(264 ppi)の解像度を誇る9.7インチのRetinaディスプレイを搭載(iPad 2は1024×768pixelsのIPSパネル)。これにより、従来よりも圧倒的に高精細な表示を実現している。
また、グラフィックス機能も強化(グラフィックスをクアッドコア化した新チップ「A5X」を投入)。500万画素のカメラ機能を備え、iPhone 4Sと同様に1080pのHDビデオも撮影を可能にしている(手ブレ補正やノイズリダクションも内蔵)。
そのほか、入力機能では、ソフトウェアキーボードに加えて、日本語も含めた音声入力機能もサポート(ちなみに今回、iPhone 4Sに搭載されている音声操作機能「Siri」も日本語対応となった)。
一方、サイズと重量は、iPad 2が厚さ8.8mmで601g(Wi-Fiモデル)であったのに対して、新型は9.4mmで652g(Wi-Fiモデル)と、若干の増加となっている。バッテリーは最大10時間利用可能と、これまでと変わらず。
新型iPadは、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルが用意され、価格は42,800円(16GバイトWI-FIモデル)から。3月16日より日本でも発売開始となる。なおiPad 2も34,800円に値下げされて併売となる。現在、アップルのサイトで予約を受付中だ。
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆アップル







