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大塚 愛、新作『LOVE JAM』インタヴュー & 2004年を振り返る10の質問!
2004.12.07 09:44
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大塚 愛(以下、大塚):ほとんどがストック曲なんで、不安はなかったんですけど“早いな!”とは思いました。
──今回の『LOVE JAM』ですが、前作との関係性というのをまず教えてもらえますか?
大塚:関係性といったら、両方ともわたしが作ってます(笑)。自分が作る音楽というのは、いつも温度があって、温かみがあって、愛情がある。その愛情っていうのも、愛情を届ける歌だったり、すごい愛着を込めた歌だったり。そこには大きな意味でLOVEというものがつきものであった。それで、関連性といえば『LOVE PUNCH』がその第1段階で『LOVE JAM』が第2段階っていう感じです。
──第2段階ということで、何か考えたことはありましたか?
大塚:私のさらにもっと奥深く……ではなくって(笑)。作品として『LOVE PUNCH』は一つの名刺代わりになればいいなと思ったので、わかりやすい曲をバーッと並べたんですね。今回はそれもありつつ、さらにもうちょっと深くまで作品を選曲しました。
──選曲の基準として、今回は前回よりも深い楽曲も出してみようと。さらに楽曲の深い部分を出すことで、大塚 愛の深い部分も見せていきたいという気持ちもありました?
大塚:いや、私自身のことはどうでもいいんです(笑)。知ってもらいたいのは楽曲だから。そこでいきなり深海深くまで見せるよりかは、まずは水面を見せて。“ほら、キラキラ光ってるでしょ? こっちおいでよ”ってのが『LOVE PUNCH』の段階で。こんどはそこに飛び込んで“あれ? 魚が泳いでるぞ”っていうのを見せたのが『LOVE JAM』です。 ──とくにこのアルバムでポイントになった曲は?
大塚:それはたぶん1曲目「スーパーマン」です。
──歌詞はどんなイメージで書きました?
大塚:すごい人も、がんばってすごい人になっているということですね。よくヒーローものって、変身してすごいところがインパクトとして残るけど。そこにたどり着く裏のストーリーじゃないですけど。とくにスーパーマンみたいに変身してスーパーマンになる人とかは、変身する前ってただの人だと思うんです。よく男の人とか、普段はかっこよくないのに仕事をしてるときはカッコイイとかありますけど。そういうのと一緒で。誰でもがんばればかっこよくなれるし。それを“俺は才能ないから”って諦めちゃ、すごいもったいないなって。
クリスマス・メッセージはPart.2へ、2004年を振り返る10の質問はPart.3へどうぞ!!
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