ジョン・レノンのトリビュートが延期、収益金はNY救済基金へ寄贈される
TNTは先週の惨劇を受け、9月20日(木)にニューヨークのRadio City Music Hallで予定されていたJohn Lennonのオールスター・トリビュートを延期した。同コンサートは『Come Together: A Night For John Lennon’s Words & Music, Dedicated To New York City & Its People』というタイトルが付けられ、日を改めて10月2日にRadio Cityで開催されることになった。コンサートの模様はケーブルネットワークで、同日の午後8時(米東部標準時)から生放送される。
TNTの声明では次のように述べられている。
「先週の惨劇を受け、Yoko Ono Lennon、Ken Ehrlich、TNTはLennonのトリビュートを10月2日に移すのが適当と判断しました。イベントに加え、当初計画されていた非暴力世界へのベネフィットは、同時にニューヨーク市救済組織の重要な活動を支援するものとなります」。声明は、ショウがニューヨークの救助活動をサポートし、非暴力世界のメッセージを掲げた祈りと癒しのコンサートになるだろうと伝えている。
コンサートの共同エグゼクティヴプロデューサー、Ehrlichはまた、その声明で次のように述べている。
「John Lennonの言葉とメッセージ、音楽はタイムリーでこの時期に適したものです。ニューヨークはJohnとYoko Onoと互いに愛の関係を確認しあい、共に分かち合いました。今のこの癒しの時にこそ、壊れることのない絆がより強く育まれるのです」
コンサートは、米赤十字社、9月11日基金、国際消防士協会、世界貿易センター警察基金ニューヨーク救済組合、国立被害者救済組織、ツインタワー基金、また暴力対策センター、Million Mom Marchと団結したBrady Center To Prevent Gun Violenceなどのニューヨーク市救済組織を支援するものとなる。
今のところコンサートに参加を予定しているアーティストはAlanis Morissette、Cyndi Lauper、Dave Matthewsa、Isley Brothers、Lou Reed、Marc Anthony、Moby、Nelly Furtado、Seal、Shelby Lynne、Stone Temple Pilots、Yolanda Adamsら。後日、さらに多くの参加アーティストが発表される見込み。Kevin Spaceyが同イベントのホストを務め、EurythmicsのDave Stewartがトップクラスのセッション・ミュージシャンで構成されるハウスバンドの音楽ディレクターを担当する。
9月20日のチケットはすべてそのまま10月2日のイベントで使用できる。
Sue Falco, New York LAUNCH.com







