ジュリアン・レノン、映画『イエスタデイ』の“奇妙な”ジョン登場シーンに困惑

ザ・ビートルズが存在しない世界を描いたダニー・ボイル監督の映画『イエスタデイ』(2019年)には、終盤、年を取ったジョン・レノンが登場するが、ジョンの息子ジュリアンはこれを見てショックを受けたそうだ。
ジュリアンは、YouTube番組『Hiking with Kevin』のインタビューでこう話した。「僕は映画『イエスタデイ』が気に入ってたよ。スコットランドだかアイルランドの島での、父が70代か80代になっていたらこんな感じだろうって奇妙なシーンが出てくるまではね。あれで、僕はあの映画全体への興味が失せた。理解できなかった。僕としたら、必要ないものだった。奇妙なだけだった」
『イエスタデイ』では、ザ・ビートルズが存在しないため、レノンは名声を掴むことはなく、暗殺もされず、海辺の家で平穏に暮らしていた。
ボイル監督は以前、これが物議をかもすことはわかっていたが、完成したものをザ・ビートルズ関係者へ送ったとき、リンゴ・スターやジョージ・ハリスンの妻オリヴィアからポジティブな返信があったと話していた。
Ako Suzuki
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