【速レポ】<LuckyFes’26>ポルカドットスティングレイが示したロックバンドの底力「LuckyFesのマスコットキャラクターである俺たちが、ライブとは何であるかを教えてやる」

2026.08.10 00:40

Share

開催数日前に石井竜也が出演キャンセルになったことを受け、当初予定していたGARDEN STAGEからWING STAGEへとステージが変更になったポルカドットスティングレイ。大勢のフレンズ(LuckyFesの観客)が早くからWING STAGEに待機している中、雫(Vo, G)の「いち、にー、さんー、しー!」のカウントから「ICHIDAIJI」でライブをスタートさせた。

エジマハルシ(G)、ウエムラユウキ(B)、ミツヤスカズマ(Dr)が生み出す躍動感の強いバンドサウンドに合わせて、オーディエンスがクラップで一体感を作り上げると、雫はキュートな歌声で観る者を惹きつける。かと思えば、いきなり凄みのある声で「かかってこい!<LuckyFes>」と煽ってみせるなど、一瞬たりとも見逃せない空間を構築していく。

「ポルカドットスティングレイです。よろしくお願いします」と改めて挨拶すると、ジャジーでスウィング感の強い「逆様」で会場を開放的なダンスホールへと一変させた。

続くMCでは時間帯的に日中の暑さが和らいだ状況に触れ、「なんか気温、ちょうどよくない?」と客席に声をかける。そして、「急遽出るステージが変わったんだけど、これを機に(初めて観る人にも)好きになってほしくて」と素直な気持ちを伝えたり、<LuckyFes>に連続出演していることに触れ自らを「<LuckyFes>のマスコットキャラクター」と呼ぶなどして、フレンズたちとコミュニケーションを図ってみせた。

「今からみんなで歌えるタイプの曲をやって、会場を歌でひとつにしたい」という言葉から始まった「Na〜Na」では、シンプルなフレーズのリフレインで観る者の心をひとつに束ねていく。かと思えば、豪快なバンドアンサンブルでテンションを一気に爆上げする「アウト」では、フレンズたちが一斉に拳を高く上げるなど、緩急に富んだセットリストで場の空気を掌握する。

軽快なビートを繰り出すミツヤス、時にファンキーなスラップを響かせ、時にメロウに動き回るベースラインを奏でるウエムラ、おしゃれなギターフレーズを連発するエジマが、このバンドならではの独特の空気を作り上げる「ゴーストダイブ」では、雫が変幻自在の歌声で観る者を魅了する一幕も。

そして、ライブ終盤になると雫の「<LuckyFes>のマスコットキャラクターである俺たちが、ライブとは何であるかを教えてやる!」という言葉を合図に始まった「DENKOUSEKKA」にて、WING STAGEは興奮の坩堝と化す。

いよいよライブも終わりの時間が近づいた。雫が「最後までぶち上げて帰るから、覚悟しておけよ!」と叫ぶと、初期の代表曲「テレキャスター・ストライプ」が繰り出され、フレンズたちの盛り上がりも一気に加速。絶叫にも似た歌とソリッドな演奏に、クラップやジャンプなどのアクションで応えることでこの日一番の連帯感を生み出すなど、ロックバンドとしての底力を存分に発揮して、この日のステージを見事に全うした。

文◎西廣智一
写真◎SARU(SARUYA AYUMI)

◾️セットリスト
1. ICHIDAIJI
2. 逆様
3. Na〜Na
4. アウト
5. ゴーストダイブ
6. DENKOUSEKKA
7. テレキャスター・ストライプ

◼︎「ABEMA」では、LuckyFesの熱狂ライブステージを、4日間にわたり無料・独占生中継!
見逃し配信は9月7日(月)23:59までお楽しみいただけます。
https://abema.tv/video/title/556-6
※一部アーティストは視聴対象外です