イギリスで2004年注目の新人は?

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英国の評論家やメディア関係者が選んだ『2004年期待の新人ベスト10』が発表された。この投票はBBCニュース・オンラインが行なったもので、雑誌やラジオ局の関係者など音楽業界で影響力を持つおよそ60人がランキングを決定した。昨年は、50セントがトップを飾ったほか、ショーン・ポール、ザ・スリルズ、マーキュリー・アワーズを受賞したディジー・ラスカルらの名前も上がっており、その予測には定評がある。

今年、最大の期待を集めている新人は、ギタリスト不在のロックバンド、Keane。BBCラジオのDJ、スティーブ・ラマークは「彼らは今年、ブリティッシュ・ミュージック界で草分け的存在になるだろう、俺を信じろ」と自信満々に推薦している。またヴァージン・ラジオのエグゼクティヴ・プロデューサーも、「今年、彼らを無視することはできない」と付け加えた。

Keaneはすでに、コールドプレイアッシュなどを生み出したインディ・レーベル、フィアス・パンダから2枚のシングルをリリースしており、最近、メジャー・レーベルのアイルランドと契約を交わしたばかり。昨年はトラヴィススターセイラーのサポートを務めている。英『Evening Standard』紙は、彼らの音楽を「ユニーク。クラシックでシンプルな音。成功するのは間違いない」と評している。

BBC発表した『Sound of 2004 Top 10』は以下の通り

1.Keane
2.Franz Ferdinand
3.Wiley
4.Razorlight
5.Joss Stone
6.McFly
7.The Scissor Sisters
8.The Ordinary Boys
9.Tali
10.Gemma Fox

まだ名前を聞いたことのないアーティストばかりだが、その活動には注目したほうがいいかもしれない。

Ako Suzuki, London
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