マイケル・ジャクソン、今日明日中にも起訴

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マイケル・ジャクソンが、逮捕から1ヶ月近くが過ぎた12月18日(木)または19日(金)のいずれかに、複数の児童虐待容疑で起訴される。彼は11月20日、警察当局に出頭。男子児童への性的虐待で告発された。ジャクソンは容疑を否定し、それらは「大うそ」と発言。弁護士は、少年の家族が有名人であるジャクソンから大金を奪い取ろうとしていると語った。

地区検事のトム・スニードンは「マイケル・ジャクソンは12月18日木曜日の午後、または18日金曜日の朝に、サンタマリア管轄区のサンタバーバラ郡上級司法裁判所に起訴される」と報道陣に語っている。起訴は通常、逮捕後すぐに行われるが、スニードンは郡司法当局が各報道機関に対し情報発信サイトを設立するために遅らせたという。サイトは12月15日、メディア関係機関のみを対象に開設された。

検事はメディアからの問い合わせに対応するため、広報会社と提携。記者会見では“この忙しい時期の検察事務所への問い合わせを減らすため”質問はロサンゼルスにある広報会社、Tellem Worldwideへ寄せるよう記者団に求めた。

広報会社を使用したことで、ジャクソン側の広報担当者、ブライアン・オックスマンが検事を非難している。オックスマンは「検察はプレスでなく、裁判所で事件の決着をつけるべきで、検事が非公式な会社を使用するのは不適切だ」と述べた。また「常識に反している。法には違反してないかもしれないが、検事が著名人に対する危機管理組織を雇うのはおかしい。広報会社はこうした事件を餌に成り立っている」と語った。

この広報会社のサイトによると、ほかにNickelodeon、Cartoon Network、Universal Studios Hollywood、Warner Bros. Onlineといったクライアントを抱えているという。

(C)LAUNCH.com
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