<FRF'03>初日White Stage一番の盛り上がり! ジャパニーズ・ダンスホール・レゲエ炸裂のFIRE BALL

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時折、激しく雨が降りつづける中、Green StageからWhite Stageへの移動はかなり困難だった。それでもWhite Stageはアットホームに熱く盛り上がるステージが多かった。その中でも一際、人を集めたステージは、FIRE BALL

<FUJI ROCK FESTIVAL>にジャパニーズ・ダンスホール・レゲエシーンから初めて参加となる彼らは、世界を代表するサウンド・システム、MIGHTY CROWNに所属する4人組だ。今年のダンスホール・レゲエ・シーンは、様々なレゲエ祭のチケット売り切れ続発……とかなり熱いが、そんなシーンをひっぱっているのもFIRE BALLと言って過言ではないだろう。そんなシーンの盛り上がり、2ndアルバム『BOOK OF LIFE~炎の章~』をリリースした直後とあって、ステージには様々な人々が集結した。

最初にAFRAらしき(すみません!遠くて観えませんでした~~~)ヒューマン・ビート・ボックスで会場を煽っていくと、バンドが登場し、メンバーが順々に登場。3DeeJay+1Singerから成るFIRE BALLだが、それぞれのマイクを握ってフロウと歌を披露していきながらダンスホール中心の踊れるナンバーで会場を盛り上げていく。中でもアルバム収録曲、「LIGHT UP THE FIRE」では、一段と盛り上がり、降り続く雨の中、みんなでライターをつけ、日が暮れた自然の中にきれいに浮かび上がった。そして、バンドのメンバーをそれぞれ自然の木や枝、風などに例えて紹介していくスタイルは、まさに自然の中で行なわれたFUJI ROCKとマッチしていた。ルーツ・ミュージックの真髄をしっかり伝えつつも、ジャパニーズ・ダンスホール・レゲエらしい楽しい盛り上がりが印象的なライヴだった。

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