待望の1stアルバム『SOUP』をリリース、星村麻衣が語る恋、ピアノ、そして夏のライヴ!!

ポスト
~


待望の1stアルバム『SOP』をリリース
星村麻衣が語る恋、ピアノ、そして夏のライヴ!!


ピアノ・ロックとしてデビュー時から注目を浴びた星村麻衣
江角マキコ主演のテレビドラマ『マルサ』主題歌に採用された、
3rdシングル「GET HAPPY」のスマッシュヒットが記憶に新しいが、
遂に7月9日、待望の1stアルバム『SOUP』が発売された。
サウンドはピアノをベースにしつつ、様々なエッセンスを取り入れ、
元気がもらえるポジティヴな仕上がり。
そんな中、新作はもちろんのこと、音楽やピアノへの想いを語ってもらった。


ピアノ=弾き語り、バラード って思ってる人が多い。それをいい意味で壊したい

最新アルバム


『SOUP』

ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
AICL-1437 3,059(tax in)
2003年7月9日発売

01.Stay With You
02.Love is trouble
03.GET HAPPY
04.a day in the life
05.ふたり
06.マイベンション
07.VACATION
08.Cherish
09.恋ノチカラ
10.マイフォニア
11.家族
12.ストーリー



インタビュー映像

インタヴュー映像を見る

PRESENT

星村麻衣ちゃんのサイン入りポスターを3名様にプレゼントいたします。応募はこちらより! 応募〆切は2003年8月15日です。

ライヴ情報
1.IN STORE LIVE
HMVオープニングイベント
場所:HMV奈良店(イトーヨーカドー4F)
日時:7月13日(日) START14:00~

2.久世エスパス野外ライブ
場所:岡山県真庭郡久世エスパスランド野外ステージ
日時:8月16日(土)
     OPEN 16:30 START 18:00
チケット発売日:7月6日
チケット料金:前売3,000 当日4,000
出演:
片瀬那奈、YeLLOW Generation、星村麻衣
問い合わせ:久世エスパス振興財団 TEL 0867-42-7000

3.SHiNY Girls Summer Party
場所:恵比寿 ザ・ガーデンルーム
日時:8月19日(火)
   OPEN 18:00 START 18:30
チケット発売日:7月19日
チケット料金:前売3,500 当日4,000
出演:Sowelu、星村麻衣、片瀬那奈、YeLLOW Generation
問い合わせ:H.I.P TEL 03-3475-9999


公式サイト
試聴もできる公式サイトはこちら
──アルバムを作り終えて、全体的な感想は?

星村麻衣(以下星村):好き勝手なアルバム(笑)。シングルよりも幅を広げてやれるのがアルバムだし、自分の好きなことだけやってやろうって気持ちが強くて。ピアノ・ロックって言っても、アッパーでガンガンいくだけじゃなくて、ミディアムやバラードも入れたりして。

──アルバム・タイトルに込めた意味は?

星村:スープっていろんな味があって、いろんな具が入ってて、具次第でいろんなスープがある。ピアノも同じで、メロディも奏でられるし、伴奏もできる。打楽器的な使い方もできる。無限大だなって思って。そんな気持ちでつけました。ちなみに、(アルバムのジャケットは)Uが鍋で、上の ' は具を意味するんですよ(笑)。


──テレビの主題歌になった「GET HAPPY」ってどんな曲?

星村:初めてのタイアップで、今まで曲を自由に書いてきた分、ちょっと不安だった。でも、思ってたより自由で、『マルサ』の監督さんと話したときにも「星村さんの自分の色を出してもらって、みんなが元気になれる、そんな曲をお願いします」って感じで。もっと口うるさく言われるのかと思ってた。サウンド的にも、あえてピアノを前面に出さずに、ギターをメインにバンド・サウンドに挑戦してみた曲です。

──自分の曲がテレビから流れる気分は?

星村:特にわたしはドラマっ子だったので変な感じ。自分の曲じゃないような感じでしたね。でも、嬉しかったですよ。毎回毎回ビデオにちゃんと取って観てました(笑)

──アルバムの中ではインスト曲、「マイベンション」がインパクトありました。

星村:あれはもう、作った時間も時間で、夜中の3時ぐらいの変なテンションで(笑) ピアノもその場で考えて、プロデューサーがリズムつけたり、ノリで作った曲。それが、意外とカッコイイな…と。


──「STORY」という曲が、アルバム全体を象徴していると思うのですが、この曲のテーマは?

星村:今まで「人の背中を押してあげたい」っていうポジティヴな曲が多くて。この曲は初めて、自分のために書いた。いつも人を励ましているのに、自分を励ますために書いた感じです。高校を出て、いろんなことがあった。大学入って4年間が詰まってる曲です。

──今回のアルバムで成長できた部分は?

星村:一曲一曲がどれもそうなんですけど。進んで自分から意見を言えるようになった。アレンジに関してもそうだし。頭の中で音が鳴ってたりするとそれをプロデューサーに伝えたり。あとは何曲か自分でプロデュースできたのが大きかったな。

──曲作りはどんな風に進めるの?

星村:曲のイメージはピアノの前で沸くことが多いですね。詩は曲ができたときに大まかなイメージがあって、恋愛の曲だとか、友だちの曲だとか。そこからだんだんイメージを膨らませていくんです。だから、結構実体験が多いです。

──現役音大生でありながら、ミュージシャンでいることってどう?

星村:自由かな? 他の人より。大学生なんで、周りでは就職活動ばっかりやってますね。自分は音楽。自分から音楽を取ったら何もないと思ってるんで、本当に音楽に出会えてよかったなって思います。

──星村麻衣にとってピアノとは?

星村:かけがえのない友だちみたいなもの。

──今、完成したアルバムを聴かせたい人は?

星村:世の中のみんな! ピアノ=弾き語り、バラード って思ってる人が多い。それをいい意味で壊したい。それをするのがわたしだと思ってます。

──女性のシンガー・ソングライター、例えばアヴリル・ラヴィーンミシェル・ブランチが世界的にブームだけど、どう思う?

星村:わたしが魅力を感じているのは、やっぱりシンガー・ソングライター。アヴリル・ラヴィーンもすごく魅力を感じますね。日本でも椎名林檎さんとか大好きで。高校のとき林檎さんを聴いたのをきっかけにシンガー・ソングライターになりたいと思ったので。人と同じことをやらない、詩、メロディ、サウンドにオーラ溢れ出ているのが好き。

──目標とするアーティストは?

星村:ベンフォールズのベン。でもベンと全く同じ音楽をやりたいとは思っていなくて。ライヴも観たことあるんですけど、一人で目が離せないパフォーマンスをやってのける……神業。自分的には神様みたいなものです。そういう点は見習いたいですね。

──どんなライヴがしてみたい?

星村:観客が一緒になって歌ってくれるような一体感あるライヴ。ただ、連続で立ち弾きやっていくのは辛いので(笑)。もうライヴのリハやってるんですけど、立ったり座ったりでやりたいです。

──星村麻衣の将来像とは?

星村:ライヴをやっていきたいですね! 年間何百本とか……それは無理かもしれないけど(笑)。夏のライヴがすごい楽しみです。


取材・文●末吉靖永

この記事をポスト

この記事の関連情報