ザ・クラッシュ、ロックの殿堂入りでの演奏はなし

ポスト
残されたThe Clashのメンバーは、3月10日(月)にNYで行なわれるロックの殿堂入り式典でパフォーマンスするつもりはないようだ。ベーシストのPaul SimononはBBCラジオに対し「プレイも何もするつもりはない。ほんとうに何も計画していない」と話し、昨年12月に亡くなったJoe Strummerは式典でのパフォーマンスについて話していたが、Simononはそれに反対だったと付け加えた。その理由をSimononは、The Clashを再結成するのであれば、NYの式典に2500ドル払う“座ったままの金持ち”の集まりより“本物”のファンの前で演奏したい、と説明している。

Simonon(B)とMick Jones(Vo、G)、Nicky“Topper”Headon(Dr)は、Bonoと一緒にパフォーマンスするのではないかという噂が流れていた。BonoをはじめU2のメンバーは、式典でThe Clashのプレゼンテーターを務める。また、Bruce Springsteenとプレイするという噂も囁かれていたが、Springsteen & E Street Bandはその夜、ロードアイランド州プロビデンスでステージに立つことが決まっている。

2月23日に行なわれたグラミー授賞式では、Springsteen、E Street BandのLittle Steven、Elvis Costello、元NirvanaのドラマーでFoo FightersのフロントマンのDave Grohl、No DoubtのベーシストTony Kanalが、The Clashの「London Calling」を演奏した。

ロックの殿堂入り式典の模様は編集後、3月16日にVH1で放送される予定。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報