ヨーコ・オノ、レノンの元側近との訴訟で裁判所へ

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John Lennonのもとで働いていたFrederic Seamanに対し、3年前にYoko Onoが起こした訴訟が今週、ニューヨークの連邦裁判所で開かれる。OneはSeamanを、雇い主だったLennonが死亡していることにつけ込み、家族の写真や個人の遺品を盗んでコレクターに売却したとして'99年に訴えた。訴訟の一部で、Seamanは「Lennon夫人の名誉を毀損し、Lennonの晩年には偽って自分がLennonの真の親友であるかのようなふりをした」と述べられている。

Seamanは'79年に“使用人”としてLennon夫妻に雇われた。Onoによれば、Seamanは雇用時に守秘義務についての契約にサインしたという。彼の仕事は夫妻の息子Seanの世話や家族のさまざまな行事で写真を撮ることだった。Seamanは、写真は彼の個人的な時間に彼自身のカメラで撮影したものであり、自分のものだと主張している。

SeamanはLennonの服を着用しているところをOnoに見つかり、またレストランとナイトクラブで代金を彼女にチャージしたことが発覚した後、'81年に解雇された。Oneはその時点では、SeamanがLennonの個人的な所有物を盗んでいたことに気付かなかったと話している。

'83年、SeamanはLennonの日記を盗んだ罪で第2級窃盗罪となり、5年の保護観察期間が言い渡されて盗んだ物をすべて返還するよう命じられた。

この訴訟でOnoは「Seamanが盗んだ物はすべて返されると信じていたが、その信用はもろくも崩れ去り、彼が今後もそれらの個人的な物と家族の所有物を利用するのではないかと恐れている」と述べている。

Onoは、撮影した374枚のすべての写真の放棄と、Lennonの原稿と手紙の売却から得た7万5000ドルの返還をSeamanに要求している。彼女はまた、不特定の損害賠償を求め、早ければ9月24日(火)にも証言を行なう予定だ。

Sue Falco, New York (C)LAUNCH.com
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