レイ・チャールズ、ローマ平和コンサートに出演

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Ray Charlesがイタリアのローマで開催された平和を推進する国際的コンサート<Time For Life>に出演した。これは、古代ローマ帝正期の円形闘技場“コロセウム”で行なわれた初のコンサート。コロセウムは2000年ほど前、ライオンと剣闘士との血なまぐさい戦闘の場であった。

コンサートではほかにもアルジェリア、アルゼンチン、イスラエル、イタリア、パレスチナのアーティストが参加し、平和と平等を推進する曲を披露した。Charlesは名曲「Georgia On My Mind」を披露。数百人の招待客のうち、ほとんどが著名人で、イスラエルの外相Shimon PeresやMohammed Rashid、経済顧問のYasser Arafat、さらに世界中の25都市の市長などが出席していた。

ロイターによれば、このイベントを取りまとめた元イスラエル大使、Uri Savirはイベントのオープニングで次のように述べた。「ここでは昔、征服や軍事的勝利を祝っていました。しかし我々は今、人生を祝い、戦争や軍は平和を実現しないということを示すためにここに集まったのです」

コンサートは市長や開発専門家、地域レベルでのグローバリゼーションを検討するイベント<Global Foram>の関係者らによる3日間の集会の一部として開催された。

2時間に及ぶコンサートの最後には何十羽もの鳩が放たれ、市長たちもステージに上がって、John Lennonの「Imagine」の大合唱で幕を閉じた。ローマ市長のWalter Veltroniは「音楽は平和を祝う最高の手段だ」と述べた。

Sue Falco, New York LAUNCH.com
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