クロスビー, スティルス&ナッシュ、ツアー初日に新曲を披露
Crosby, Stills & Nashは８月13日（月）、ミシガン州クラークストンのDTE Energy Music Theatreでサマーツアーを開始した。初日のコンサートは約３時間にわたり、タイトでまとまりのあるハーモニーとステージ・ジョーク、また往年の名曲が披露された。昨年のNeil Youngとのツアーとは違い、CSNはヒット曲に焦点を当て“Love The One You're With”のファンクアップ・ヴァージョンを演奏、その間David Crosbyがオーディエンスの中にいた彼の妻と幼い息子に投げキッスを送っている姿も見られた。３人は“Suite: Judy Blue Eyes”のような有名なナンバーと共に、“Deja Vu”“Just A Song”といったクラシックソングも披露し、観衆を楽しませた。
CSNは、Stevie Wonderの“Superstition”のファンクとEric Claptonの“Forever Man”からStephen Stillsの昔を思い出させるようなギターワークを交えた新曲“Dirty Little Secret”を初披露した。この曲ではStillsが１人２役をこなし、ギターから離れてパーカッションを演奏する場面も見られた。Graham Nashは曲を紹介するとき、観衆に向かってこう言った。
「デトロイトやロスでなく、'21年にオクラホマ州タルサで起きた米国史上最も大きな暴動について歌った曲です」
Stillsはショウのハイライトを飾り、昨年の再結成ツアーで観衆を湧かせたYoungの代役もうまく務めながらベースとギターソロを披露し、スタンディングオベーションを受けた。Stillsはまた、センターステージに歩み寄り、Fred Neilの“The Dolphins”を演奏、ショウのスローな部分ではCrosbyとNashも交互にソロを展開した。
バンドメンバーの純粋なエネルギーと音楽への一途な情熱はかなりクセになる。特にエキサイティングな“Hopelessly Hoping”を演奏し終わったとき、Nashは「僕はこの仕事が本当に好きなんだ」と言い放った。パフォーマーとオーディエンスの両方に人気が高いのは明らかに“Almost Cut My Hair”だ。またStillsは、気合いの入ったギタージャムで熱狂した観衆から鳴りやまない拍手喝采を受け、次の曲“Dark Star”へと移った。
コンサートでは８月14日（火）に60歳を迎えたCrosbyのために、即席のバースデーパーティーも開かれた。スロウグルーヴの“Deja Vu”が終わると、Crosbyは冗談交じりに、「60歳ってのもそんなに悪くないな」と言い、観客がそれに応えて一斉に“Happy Birthday”を歌い出した。
また、CrosbyにStills、Nashはステージ上でお互いに嫌がらせをしてふざけ合った。CrosbyはNashが座ろうとしたときにイスを引いた（これはほぼ成功）。“Our House”の紹介のとき、Crosbyはこの曲は「少なくともここにいる３分の１が初体験をした曲だ」と言うと、Nashが「俺じゃないよ」とそれに応えた。次にCrosbyが「20か30くらいかな」と付け加えると、Nashは真っ赤になった。
ショウが終わりに近づくと、Crosbyはオーディエンスにちょっとびっくりするような不安な気持ちがあることを伝えた。
「見に来てくれてどうもありがとう」「みんなは僕たちが何年もずっとこうして自信を持ち、すべてOKだという気持ちでいられると思ってるだろうけど、まだシーズン最初のショウだ。“多分、俺たちは忘れ去られていて、誰にも見向きもされないんじゃないか”って思ってるんだ」
そんなことはあり得ない。オーディエンスが彼らを愛しているのは明白だ。
The Crosby, Stills & Nashオープニングナイトのセットリスト：
"Wild Tales"
"Love The One You're With"
"Marrakesh Express"
"Deja Vu"
"49 Bye-Byes"
"1000 Roads"
"Dirty Little Secret"
"Wasted On The Way"
"Southern Cross"
休憩
"Helplessly Hoping"
"Just A Song Before I Go"
"Dream For Him"
"Guinnevere" (David Crosbyソロ)
"Our House"
"Simple Man" (Graham Nashソロ)
"Acadienne"
"The Dolphins" (Stephen Stills ソロ)"
"Suite: Judy Blue Eyes"
"Cathedral"
"Faith In Me"
"Almost Cut My Hair"
"Dark Star"
アンコール：
"Wooden Ships"
"Woodstock"
"Teach Your Children"
Christina Fuoco, Detroit LAUNCH.com
CSNは、Stevie Wonderの“Superstition”のファンクとEric Claptonの“Forever Man”からStephen Stillsの昔を思い出させるようなギターワークを交えた新曲“Dirty Little Secret”を初披露した。この曲ではStillsが１人２役をこなし、ギターから離れてパーカッションを演奏する場面も見られた。Graham Nashは曲を紹介するとき、観衆に向かってこう言った。
「デトロイトやロスでなく、'21年にオクラホマ州タルサで起きた米国史上最も大きな暴動について歌った曲です」
Stillsはショウのハイライトを飾り、昨年の再結成ツアーで観衆を湧かせたYoungの代役もうまく務めながらベースとギターソロを披露し、スタンディングオベーションを受けた。Stillsはまた、センターステージに歩み寄り、Fred Neilの“The Dolphins”を演奏、ショウのスローな部分ではCrosbyとNashも交互にソロを展開した。
バンドメンバーの純粋なエネルギーと音楽への一途な情熱はかなりクセになる。特にエキサイティングな“Hopelessly Hoping”を演奏し終わったとき、Nashは「僕はこの仕事が本当に好きなんだ」と言い放った。パフォーマーとオーディエンスの両方に人気が高いのは明らかに“Almost Cut My Hair”だ。またStillsは、気合いの入ったギタージャムで熱狂した観衆から鳴りやまない拍手喝采を受け、次の曲“Dark Star”へと移った。
コンサートでは８月14日（火）に60歳を迎えたCrosbyのために、即席のバースデーパーティーも開かれた。スロウグルーヴの“Deja Vu”が終わると、Crosbyは冗談交じりに、「60歳ってのもそんなに悪くないな」と言い、観客がそれに応えて一斉に“Happy Birthday”を歌い出した。
また、CrosbyにStills、Nashはステージ上でお互いに嫌がらせをしてふざけ合った。CrosbyはNashが座ろうとしたときにイスを引いた（これはほぼ成功）。“Our House”の紹介のとき、Crosbyはこの曲は「少なくともここにいる３分の１が初体験をした曲だ」と言うと、Nashが「俺じゃないよ」とそれに応えた。次にCrosbyが「20か30くらいかな」と付け加えると、Nashは真っ赤になった。
ショウが終わりに近づくと、Crosbyはオーディエンスにちょっとびっくりするような不安な気持ちがあることを伝えた。
「見に来てくれてどうもありがとう」「みんなは僕たちが何年もずっとこうして自信を持ち、すべてOKだという気持ちでいられると思ってるだろうけど、まだシーズン最初のショウだ。“多分、俺たちは忘れ去られていて、誰にも見向きもされないんじゃないか”って思ってるんだ」
そんなことはあり得ない。オーディエンスが彼らを愛しているのは明白だ。
The Crosby, Stills & Nashオープニングナイトのセットリスト：
"Wild Tales"
"Love The One You're With"
"Marrakesh Express"
"Deja Vu"
"49 Bye-Byes"
"1000 Roads"
"Dirty Little Secret"
"Wasted On The Way"
"Southern Cross"
休憩
"Helplessly Hoping"
"Just A Song Before I Go"
"Dream For Him"
"Guinnevere" (David Crosbyソロ)
"Our House"
"Simple Man" (Graham Nashソロ)
"Acadienne"
"The Dolphins" (Stephen Stills ソロ)"
"Suite: Judy Blue Eyes"
"Cathedral"
"Faith In Me"
"Almost Cut My Hair"
"Dark Star"
アンコール：
"Wooden Ships"
"Woodstock"
"Teach Your Children"
Christina Fuoco, Detroit LAUNCH.com