グラハム・ナッシュ、CSN&Yの関係に「僕ら、デヴィッド・クロスビーとは話さない」

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クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのファースト・アルバム『Déjà Vu』(1970年)の50周年記念デラックス盤がリリースされたのを記念し、ニール・ヤングを除く3人のメンバーが別々にCBSの『Sunday Morning』のインタビューに応じ、アルバム制作時を振り返ったり、メンバーへの想いなどを語った。

その中で、グラハム・ナッシュは4人の現在の関係について問われると、「スティーヴンとニールと僕は素晴らしい(関係だ)。僕ら、ときどき話している。デヴィッドとは話さない」と答え、クロスビーは「どの時点であれ、僕はグラハムと友達になれるとは期待していない。ニールは僕を心底嫌ってる。彼のガールフレンドについて悪く言ったから……、ああ後悔している」と話した。

ナッシュは「わかると思うが、バンドを繋ぐ銀糸が断ち切れると、再び結びつけるのはとても難しい。デヴィッドの人生において、図らずとも僕に起きた事柄は、その銀糸を断ち切り、僕の人生でそれをもとに戻すことはできない」とも語り、「できたらいいと思うか?」との問いには、「ああ、思うよ。あの音楽が喪失したって点においてだけはね」と答えた。

『Déjà Vu』はアメリカで1位を獲得し、これまでに800万枚以上のセールスを上げている。50周年記念リイッシュー盤にはデモ、アウトテイク、別ヴァージョンなど30曲以上が追加され、5月14日にリリースされた。

Ako Suzuki
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