ニール・ヤング、デヴィッド・クロスビーを追悼

ポスト

ニール・ヤングが、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングで活動を共にしたデヴィッド・クロスビーへ追悼の言葉を送った。残念ながらこの数年、疎遠となっていたふたりだが、ヤングは良かったことを記憶に留めているという。

◆デヴィッド・クロスビー画像

ヤングは金曜日(1月20日)、以下のような悼辞をNeilyoungarchives.comに掲載した。

「デヴィッドが逝ってしまった。でも、彼の音楽は生き続ける。CSNYのソウル、デヴィッドの声とエネルギーは僕らのバンドの核だった。彼の素晴らしい曲は僕らが信じていたものの象徴で、僕らが一緒にプレイするのはいつだって楽しくエキサイティングだった。“Almost Cut My Hair”“Dejavu”をはじめ、彼が作った多くの名曲をジャムするのは素晴らしく、彼が僕らをどこまでも続けさせようとするのを、スティルスと僕は目いっぱい楽しんでいた。グラハムとの彼の歌唱は印象的で、彼らのデュオは僕らの公演の多くでハイライトとなった。

僕らは多くの素晴らしい時間を共にした。特に初期には。クロスビーは僕が若かったとき、とても支えになってくれた友人で、僕らは共に多くの体験に噛りついた。デヴィッドは多くの事柄のカタリストだった。

JanとDjango、彼の妻と息子へお悔やみを。君らへ多くの愛を。デヴィッド、君のスピリットと曲に感謝する。愛してる。僕は最高の時間の数々を記憶に留めている!」

ヤングとクロスビーは、クロスビーが2014年、当時のヤングのガールフレンド(現在は妻)、女優のダリル・ハンナを「人を食い物にする有害でしかない人物」と批判したことから、関係が悪化。その後、謝罪したものの、ファンが望んでいたクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの再結成は実現することなく、クロスビーは旅立ってしまった。

Ako Suzuki

この記事をポスト

この記事の関連情報