イン・シンク、新アルバム『Celebrity』でまたもや売上記録樹立の見込み

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レコード売上の今週の週間集計が8月1日(水)に出るが、'N Syncの新アルバム『Celebrity』が発売1週目で200万枚以上の売上数をたたき出す見込みだ。昨年のアルバム『No Strings Attached』では240万枚という発売第1週での売上新記録を打ち立てている。'N Syncは発売1週目で200万枚以上の売上を記録している唯一のアーティストで、今回の記録で1度ならず2度目の達成という快挙となりそう。『Celebrity』が来週のBillboard 200アルバム・チャートでトップを獲得するのはまず間違いないだろう。

1stシングルの“Pop”はアルバムへの期待を高める上での戦力であった。この曲をメンバーのJustin Timberlakeと共作しプロデュースしたエレクトロ・アーティスト、BT(Brian Transeau)が、楽曲誕生の経緯をLAUNCHに語ってくれた。

「ある夜、Justinから電話がかかってきて、“やりたい曲があるんだけど、“Hip-Hop Phenomenon”みたいにしたいんだ”って言われたんだ。それ(“Hip-Hop Phenomenon”)っていうのは俺のアルバムの英国盤に入ってるイカレた、つっかえるようなミックスの曲なんだよ。だから“もし、どうしようもなくイカレたパンクみたいなものがやりたいんだったら引き受ける。でも、とてつもなく実験的なもんになるよ”って言うと、彼が“ああ、どうにでも好きなようにしてくれ”って言ったんだ。作業はとにかく楽しかったよ。彼らはすごく才能があると思う。自分の判断基準について学ぶことがあったよ。“おい、お前はボーイズ・グループの何を知ってるっていうんだ?”って気がついたね」

BTは'N Syncとの仕事以外に、11月6日米国発売予定のBritney Spearsの新アルバムで数曲をプロデュースしている。また、8月4日(土)のデトロイトを皮切りに10都市をまわる“Mekka”エレクトロニック・ミュージック・ツアーにも参加している。

'N Syncのメンバー、Lance Bassは、TimberlakeとWade Robson作の“Pop”は、多くの人が思っているような、グループを尊敬してほしいという意味を込めて作られたものではないと、最近のLAUNCHのインタヴューで話していた。

「Justinが(この曲を)作った理由は、文句を言ったり、“僕らを尊敬してほしい”って言うためじゃない。“Pop(ポップ)”っていう言葉を伝えるためだったんだ。みんなこの言葉をすごく怖がってるよね。“Pop”って言う度に、誰かがビクビクしてる。それで彼は“Pop”っていうタイトルの曲を作ろうって決めたんだ。ちゃんと表に出して、“Pop”っていうのは何かって説明するためにね。それがこの曲が伝えてることなんだ。この言葉の意味を説明して、心配せずに楽しめ、ってね」

Jason Gelman New York & Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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