U2のEdgeがインターネットでライヴアルバムをリリースする可能性を語る

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2週間前に収録されたU2のボストン・コンサートがDVDでリリースされる予定だ。Los Angeles Times紙によると、『All That You Can't Leave Behind』の共同プロデューサーで、過去に'80年のU2の作品『Boy』を手がけたSteve Lillywhiteがこのプロジェクトを監督しているとのこと。

U2がライヴアルバムを出すのはこれが初めてではない。彼らは'90年代にZoo TVとPop Martの2つのツアーを収めたホームビデオをそれぞれリリース。また、'88年のアルバム『Rattle And Hum』とドキュメンタリー映画もある。U2のマネージメントは今回のプロジェクトに関して今のところ口を閉ざしている。

LAUNCHは、Elevationツアーのライヴアルバムも作るのかどうか、ギタリストのEdgeに訊いてみた。
「さあね。ライヴアルバムをリリースするタイミングがいつも問題となっているんだ。新曲をスタジオレコードにして出したいと常に思っているからね。だから、ちょっと難しいな」「インターネットは、ライヴをリリースする手段としていろいろな可能性を提供してくれると思う。それに、昔からの忠実なファンの中には、ライヴ収録の曲を求める声も多いんだ。そういった真のファンたちにライヴアルバムを提供したいと思っている」

彼はインターネットでのリリースはスタジオアルバムのような形態にはならないだろうと付け加えた。

U2は6月21、22日にニュージャージー州Continental Airlines Arenaでツアーの北米第1行程を終える。その後、バンドは2週間のオフを挟み、7月6日にデンマークのコペンハーゲンからヨーロッパツアーを開始する。ヨーロッパツアーを終えると、秋に再び北米へ戻り、日程をこなす。秋の北米ツアーの詳細はまだ発表されていない。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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