『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』を体感せよ!!!

ポスト
~

ただただ衝撃と興奮だけ! それでいい!!

首を長くして待っていたファンの方々、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが気になるんだけどハマってない音楽ファン、そして全然知らない方々。
すべての人に言いましょう、「お待たせしました! 5/23にミッシェルのアルバムが発売されたよ!」と。

タイトルの『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』は、シングルとして先にリリースされた「暴かれた世界」の歌詞に登場する言葉。そして“ビート・スペクター”という言葉が別2曲の、しかもインストゥルメンタル曲のタイトルにも使われていて、ひとつキーワードになっているよう。

こういったカッコいいカタカナ言葉が特徴となっているミッシェルだけど、このアルバムでも一層の磨きと熟練がかって、満載。チバユウスケの言葉センスならではだろう。そこにシンプルだけど、入魂のギターリフで始まるサウンドがぁ……!

とにかくBARKSでは、みんなにミッシェルを体感してほしい!
ミュージックビデオも、試聴曲、そして熱いレヴューもご用意したので、まずはクリックだ!

露骨なくらい激烈かつアナログな生音ロック

NEW ALBUM

『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』

TRAID COCP-50617
3,059(tax in)

1. シトロエンの孤独
2. アリゲーター・ナイト
3. 暴かれた世界
4. ゴッド・ジャズ・タイム
5. ベイビー・スターダスト
6. リタ
7. ビート・スペクター・ブキャナン
8. ターキー
9. ブレーキはずれた俺の心臓
10.マーガレット
11. バード・ランド・シンディー
12. ビート・スペクター・ガルシア
13. 赤毛のケリー
NEW SINGLE

「暴かれた世界」

TRAID/HEAT WAVE CODA-50472
1,050(tax in)

1. 暴かれた世界
2. セプテンバー・パンク・チルドレン
12th SINGLE

「ベイビー・スターダスト」

TRAID/HEAT WAVE COCA-50382
1,260(tax in)

1. ベイビー・スターダスト
2. ベガス・ヒップ・グライダー
3. 武蔵野エレジー


音楽を言葉で表すこと自体、本当はとてもナンセンスなことだと、僕は思っている。でも、こういった職業を選んでしまった以上、ただ単純に「カッコいい!」のひと言で済む言葉を、無理にでも理屈ばった文章や情報を羅列し、なんとか噛み砕いて伝えねばならない。

裏話的で恐縮だが、これで沢山の情報があれば、それを膨らませ書くことによって、いくらでも文章的に逃げることは出来る。でも、理屈抜きにカッコいい音楽を、理屈で記すということは、なんか屁理屈っぽく見えてきて、正直好きではない。とくに、毎回テンションの高い、彼ら意外の何者でもないアルバムを届けてくれるミッシェル・ガン・エレファントに関しては、本当なら「カッコいい」以外の言葉なんて、単なる押しつけでしかない……。そんな下らない前振りをしたところで、さぁ本題だ!

通算6枚目となるミッシェルのアルバムが登場。「ベイビー・スタ-ダスト」「暴かれた世界」と、2枚のマキシ作表題曲も収録。全13曲、49分43秒のアウトバーンをフル・スロットルで突っ走る、爆走ロック・ナンバーの数々が、生々しい音に乗せ轟き渡ってゆく。

彼らにしてみれば当たり前のことかも知れないが、アルバムの中から響いてくる一音一音が、今の整然と整合された作品が主流を占める音楽シーンの中では、露骨なくらい激烈かつアナログな生音ロックとして、ビンビンに身体へと伝導してくる。でも、4人の生身の感情がぶつかりあってこそ、初めて機械では決して生み出すことのない感情的なグルーヴを導き出すミッシェルにしてみれば、これも至極当然の作業と言えようか。

ビシッビシッと乾いたタイトなビートを叩き出す、クハラカズユキのドラム。リズム・キープどころか思いきり攻め込んでいく、怒号渦巻くウエノコウジのベース。自由奔放に豪圧/激烈な音を放逐してゆく、アベフトシのギター。そんな暴走したバッファローのような音の上で、野性の狼の如くがなりたてていく、ヴォーカルのチバユウスケ。

何々風~そんな言葉は、当然のことながら彼らには存在し得ない。

このアルバムからは、疾走感だけじゃなく、より重圧感を増した、ハードボイルドな(パブ/ガレージ系)ロック・ナンバ-が、これでもかとばかりに次々と飛び出してくる。ただただ衝撃と興奮だけが身体を貫いていく。でもミッシェルは、それでいいんだと、僕は思っている。おらおら、てめえらみんな騒ぎやがれ~!

文●長澤智典


『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』
収録3曲のビデオを一挙公開!

めまぐるしくインサートされるカット割りは、ミッシェルのサウンドのスピード感にぴったり! すべて監督はヒグチンスキーだ。

「暴かれた世界」
目隠しをしてバイクを疾走させるクハラカズユキ(Dr)の映像が印象的なビデオ。(もちろんバイクは撮影車に牽引されてますので、真似はしないよーに!)
「赤毛のケリー」
千葉県の外房、九十九里で撮影されたビデオ。波とカモメが印象的に使われてカッコええ~っ!
「ベイビー・スターダスト」
都内にあるショー・クラブ将軍という劇場で撮影されたビデオ。かなり怪しげで、退廃的な映像に、目がクギつけ


【ブロードバンド対応映像はこちら】
「暴かれた世界」300Kbps
「赤毛のケリー」300Kbps
「ベイビー・スターダスト」300Kbps

<World Rodeo Tandem Beat Specter Tour>

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