ビーチ・ボーイズが2枚組CDをリリース、40周年を祝う

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Beach Boysは5月22日に2枚組CD、『Hawthorne, CA - Birthplace Of A Musical Legacy』をリリースし、40年周年を祝う。このコレクションは、彼らの伝説的なホームタウンの名にちなんでタイトルが付けられ、グループ初期時代のレアなスタジオセッション、リハーサルテープ、スタジオ内の会話を含む57曲を収録している。

アルバムはグループ初のヒットとなった“Surfin”のMike Loveのイントロで始まる。次にBrian、Carl、Dennis Wilson兄弟の出身地、Hawthorneの3701 West 119th Streetで行なわれた'61年のリハーサルへと続く。他にはクラシックの“Good Vibration”のリハーサル、“Surfin' USA”のデモ、Jan & DeanのDean Torrenceがゲスト出演している“Barbara Ann”、“Shut Down”のライヴ、Dennis Wilsonの未発表曲“A Time To Live In Dreams”、完全未発表の“Little Girl”、“Time To Get Alone”、“Break Away”、また“Kiss Me Baby”と“Forever”のアカペラヴァージョン、“Cotton Fields (The Cotton Song)”のスタジオシングルヴァージョンが収められている。

Capitol Recordsは今から2年前の当初、Capitolとグループ自身のレーベルBrother Recordsからバンドの作品をデジタルリマスターし、再リリースする予定だったが、あまりにも曲が多いことが分かり、同レーベルは選曲してベストコレクションを作ることに決めた。Capitolの副社長で制作ディレクターのPaul Atkinsonは今回の作品について次のように語っている。
「これは世界中の全てのBeach Boysファンにとって“必携”アイテムだ。それに、多くの人々に愛されている曲を通して、すばらしい創作プロセスを垣間見ることができる」

Sue Falco、ニューヨーク
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