リッチー・ブラックモア、目が“パープル”になったケガについて語る

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12月初旬に行なわれたBlackmore's Nightのツアー最終日のニューヨーク公演で、元Deep PurpleRainbowのギタリスト、Ritchie Blackmoreが目元を切るケガをし、ショウが途中で中止となった。

このハプニングについてBlackmoreがLAUNCHに話してくれた。
「ギターで自分の目を殴ってしまったんだよ。信じられないだろうけど。新しいギターを使ってて、リュートみたいな形ですごく大きいやつだったんだ。他のギターに取り替えるのにすごく急いでて、ギターを外した瞬間、それを目にぶつけてケガしちゃったんだよ。そのときはそれ以上なにも考えずに別のギターを手にしたんだけど、そのうち顔の上を何かが滴っていくのを感じて、それが血だったんだ。本物の血を滴らせながらステージに戻るのは恥ずかしいんで、そこで演奏を止めた。演出でそういうことをするやつがいるのは知ってるけど、でもね……」

彼の公私にわたるパートナーのCandice Nightが付け加えた。
「私が見たときにはもう目が紫色になってて、ここまではれ上がってたわ」と手で大きさを示す。
「氷を当てておかなければならなかったの。もしステージに戻ってたら、大変なことになってたわ」

Blackmoreがギターで自分にケガを負わせてしまったのは、今回が初めてではない。'98年、Deep Purpleの2度目のツアーのときに起こった事故のことを、BlackmoreがLAUNCHに話してくれた。
「ステージ上でギターを壊すのがお決まりになってたんだけど、たしかデンバーの公演のときだったと思う。ギターを壊してる最中に、なぜか知らないけど、ギターをぶつけてるアンプの上に手を置いたんだ。それで、木材をハンマーで打ってるときに、押えてる手を打っちゃったみたいな感じになっちゃって。どうしてそんなことしたのかわからないけど。それで指を骨折して、ツアーがキャンセルになっちゃったんだ」

Darren Davis、ニューヨーク
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