マリリン・マンソンの新アルバムが反中絶団体にボイコットされる

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反中絶団体のRock For Lifeの代表、Eric Whittingtonが、Marilyn Mansonの新アルバム『Holy Wood (In The Shadow Of The Valley Of Death)』の内容に問題があるとして、人々にアルバムを買わないよう訴える公式声明を発表した。Whittingtonは、Mansonのシングル“Disposable Teens”の歌詞が中絶を逃れた子供たちのことを歌っていると主張している。また、Mansonは問題を抱えているとし、“Disposable Teens”のビデオは「中絶が我々にもたらした苦悩を示している」としている。

Whittingtonは、Mansonは助けを必要としていると付け加えている。
「曲のオンエアやアルバムの購入は、決して彼のためにはならない。Mansonは中絶に対する苦悩と闘っているようであり、彼に必要なのはお金や観客ではなく、祈りと癒しなのです」

さらに、アルバムジャケットに写っているのは明らかにManson本人であるにもかかわらず、これは“中絶された赤ん坊が十字架に釘付けされているのを表している”と主張している。レコード販売チェーン店のBest BuyとCircuit Cityは、すでに図柄が不快であるとして、このジャケットでの販売を禁止している(11月15日付ニュース参照)。

保守的な団体や宗教団体からの批判に対し、MansonはLAUNCHにこう語っている。
「彼らは僕の発言や音楽に関して違法なことはなにも見つけられないんだ。単に彼らの信条に反してるだけだから、反対をするためには、そういうウソをでっち上げなければならない。ホントかわいそうだね」

Darren Davis、ニューヨーク
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