トレント・レズナーとフィービー・ブリジャーズ、マリリン・マンソンについてコメント

複数の女性から虐待されたと告発されたマリリン・マンソンについて、シンガー・ソングライターのフィービー・ブリジャーズが、彼の家を訪れた際、冗談であれ、マンソンが恐ろしい言葉を口にしたとの逸話を明かした。
フィービーは木曜日(2月4日)、こうつぶやいた。「ティーンエイジャーのとき友達数人とマリリン・マンソンの家へ行った。私、大ファンだったの。彼は家の中にあった一部屋を“レイプ・ルーム”って呼んでた。ただの軽薄な男子学生的な酷いユーモアのセンスだと思った。ファンを止めたわ。私は、名乗り出た全ての人たちを支持する」
彼女は続いて、「レコード会社は知ってた。マネージメントは知ってた。バンドは知ってた。いま距離を置き、ショックで怖がっているフリをするなんて哀れ」ともツイートした。
TW:
I went to Marilyn Manson’s house when I was a teenager with some friends. I was a big fan. He referred to a room in his house as the “r*pe room”, I thought it was just his horrible frat boy sense of humor. I stopped being a fan.
I stand with everyone who came forward.
— traitor joe (@phoebe_bridgers) February 4, 2021
The label knew, management knew, the band knew. Distancing themselves now, pretending to be shocked and horrified is fucking pathetic.
— traitor joe (@phoebe_bridgers) February 4, 2021
また、マリリン・マンソンと契約を交わし、ファースト・アルバム『Portrait Of An American Family』(1994年)とセカンド『Antichrist Superstar』(1996年)をプロデュースするも、20年以上前に関係を絶ったトレント・レズナーは、女性たちの告発後、マンソンに関し新たな声明を出した。
『Pitchfork』は、レズナーからの「僕は長年にわたり、僕がマンソンを嫌っていることを公言してきた。彼とは25年近く前に縁を切った。そのとき言った通り、マンソンの自伝の一節は完全に作り話だ。あれが出たとき、僕は激怒した。それは今でも同じだ」との声明を掲載した。
Trent Reznor has released a statement distancing himself from Marilyn Manson, calling a resurfaced story from Manson’s 1998 book “a complete fabrication” https://t.co/NdILKFqVh0
— Pitchfork (@pitchfork) February 3, 2021
マンソンは1998年に出版した自伝『The Long Hard Road Out Of Hell』の中で、90年代にレズナーと一緒に酔った女性を暴行したとの話を明かしていた。
Ako Suzuki