マイケル・ジャクソン、ビヴァリーヒルズの宝石商に訴えられる

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 Michael Jacksonが、ビヴァリーヒルズの宝石商に民事訴訟を起こされた。ロデオドライヴにあるDavid Orgell店が、契約不履行としてJacksonを訴えた。O.J. Simpsonの弁護で悪名高きRobert Shapiroを含む宝石商の弁護士達の主張によると、Jacksonは宝石店の古くからの顧客で、過去10年間に100万ドル以上の商品購入をしているが、彼自身が直接支払いを行うことはなく、店頭で気に入った商品を持って帰り、その後、請求書が彼の会計士に送られ、支払いがなされるという。

 起訴内容は、昨年、Jacksonは、非常に珍しい腕時計で190万ドルの値段が付いていたものを145万ドルに割り引かせて持ち帰った。その後、数ヶ月の間、Jacksonは腕時計を所有し、宝石店は支払いを求めたが、支払われず、Jacksonは4月に理由も無しに返品してきたという。腕時計は傷つき、ローションや食べ物が付着していたと言われ、販売価値を大幅に下げたという。腕時計以外にも、Jacksonは、'99年12月から'00年3月の間に合計37万6389ドルの商品を“購入”しており、全ての商品は彼が所有したままであるが、2月から現在までの間に、腕時計とその他の商品の支払いとして、36万1089ドルしかなされていないという。

 宝石商は、損害賠償として146万5300ドルを求めている。この金額は、腕時計の代金とJacksonの他の“購入商品”の支払いの残高となる。

 Jacksonの広報担当は、公式コメントを発表している。
「Jackson氏は、今回の無意味な起訴でDavid Orgellが主張している内容を否定しています」
 そして、次のように付け加えた。「この宝石商が、Jackson氏の名声を利用して、宣伝効果を得ようとしていること、また、Jackson氏が何ヶ月も前に返品した商品を強制的に購入させようとしていることは、非常に残念なことであります」

記:Bruce Simon、ニューヨーク
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