【ライブレポート】HOUND DOG、45周年記念<King of Rock'n Roll Show>に大友康平がシャウト「最幸の晩だったぜ!」

1980年3月21日にシングル「嵐の金曜日」でメジャーデビューを果たしたHOUND DOGが2025年、デビュー45周年を迎えた。これを記念してデビュー日にあたる3月21日および22日の2日間、日本青年館にて<HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock'n Roll Show」>の東京公演が開催された。
◆HOUND DOG 画像
開演時間5分前から「KOHEI」コールが超満員の会場中に響き渡るなど、のっけから45周年を祝う熱気が凄まじい。そして「AMBITIOUS」からスタートしたライブは、アンコールを含め全20曲120分を越えるセットリストを69歳の大友康平のシャウトと共に駆け抜けた。MCで大友は感謝のメッセージを伝えた。

「最高の本当に最幸の晩だったぜ!
16〜17歳の時にロックンロールと出会い、衝撃を受けて、背中に電流が走って、運よくプロになれ、いくつかのヒット曲にも恵まれて、たくさんコンサートをやれて、いろんな場所へ行くことができて。
45年続けてこれた原動力は、いつの時もフレッシュなHOUND DOGの楽曲があったということ。そしてもう一つは、いろんなことがあって、いいことばかりじゃなかったけど、いつもこうやって駆けつけてくれて熱い声援をいつも送ってくれるピュアなキッズ達(ファン)のおかげだと思っています」──大友康平
また、2024年に亡くなった作家の伊集院静との交流も深かった大友は、「生前、伊集院さんからは、“男だったら厳しい道を進め”という言葉を貰った」ことに触れるなど、ここまで歌ってこられたことの感謝と共に、思い出を振り返った。

本編ラストは、HOUND DOGの代表曲「ff (フォルティシモ)」。ステージとファンの歌声が一つになり、東京公演2daysは45周年を祝す特別な夜として幕を閉じた。この45周年ライブ<HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock'n Roll Show」>より3月21日公演の模様は6月にBlu-rayリリースを予定している。
ツアー<HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock'n Roll Show」>は4月12日、大友の生まれ故郷でもある宮城・仙台のトークネットホール仙台公演を残すのみだ。
■<HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock'n Roll Show」>
open16:30 / start17:00
(問)キョードー東北 022-217-7788
■Blu-ray『HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock'n Roll Show」』
受注期間:3/21(金)〜6/2(月)23:59
※お届けは6/25(水)を予定
https://hounddog-45thanniversarylive2025.jp/
■SHOW×MUSICAL 『ドリームハイ』出演
会場:東京シアターH (東京都品川区勝島1丁目6-29)
https://dreamhigh-stage.com
この記事の関連情報
【ライブレポート】HOUND DOG、<僕の歌は、君の歌>東京3daysで大友康平熱唱「来年の45周年を成功させたい」
【ライブレポート】大友康平復活、HOUND DOGツアー<LOVE & LIVE>初日公演で「俺は不死身のロッケンローラー」
HOUND DOG、東京公演初日に追悼の言葉と「みんなの真剣な眼差しが俺のビタミン剤」
ギタリスト西山毅、13年ぶりのソロアルバム『NEXT STAGE』リリース
<黒フェス2020>、コロナ対策を施して有観客公演実施「一歩進まなければ始まらない」
HOUND DOG、初のオンラインライブ開催「ロック魂は眠らせない!」
豪華アーティストが80's~90'sの“必ず歌える”名曲を歌う番組、NHK BSプレミアムで放送
HOUND DOG、高橋ジョージ、平松愛理ら、名曲に乗せてZOZOTOWNの魅力を歌う
【ライブレポート】HOUND DOG、2020年に40周年「最高の気分だ」