【俺の楽器・私の愛機】1753「AMPもシグネチャー」

【RIVERA jake studio combo他】（千葉県浦安市　michael　63歳）


昨年、No.1237で好きなアーティストのシグネチャーギターを紹介しましたが、なかなか、自分にとってのギターの好みとアーティストの好みは一致が難しく、E・ジョンソンや、和田アキラ師匠のモデルはネックのタッチがしっくりこないので、所有してません。また、シンタックスやシンクラビアのように、所有しても使えこなせないのが明白ならば、所有する意味がありません。

アンプについては、ギターに比べて、そもそもシグネチャーモデル自体が少なく、探すことが、大変です。しかも、もう何年も自宅でしかアンプを使わないので、北欧ミッドセンチュリー・モダンのインテリアに合わせたデザインに限定したいので、最も一般的なブラック・トーレックスのアンプは似合わないので1台もありません。

写真左下（以前はシグネチャーアンプは此れのみ所有）
RIVERA Jake studio combo（J・グレイドン）：偶然、銀座の大手楽器店で見つけた一品。2チャンネルの内、ドライブ側は、荒くなくキメの細かい歪みが特徴。クリーン・チャンネルは基本的にFenderブラックパネルを再現していて、さらに「NINJA」スイッチが絶妙で、音質を変えることなくヴォリュームUPできる。銀座4丁目の交差点を、借りた台車に乗せて車まで運んだのも良い思い出。

写真左上
MESA 5:25　Express：楽器フェアで発表された、国内限定品のメイプルトラ目。当然のことながら、小型ながら高出力で、自宅ではメイン扱い。驚くほどに、ドライブチャンネルでもノイズが出ない。レクチ系回路で、高中的サウンドに最適。

写真右
Fender Vintage Reissue '63 Reverb Unit + Hot Rod Deluxe：リヴァーブはヴェンチャーズ・サウンドには欠かせない品。ホットロッドは何処の楽器店にも大体あるので、試奏する時もイメージしやすくて重宝する。共に初期のツイード仕様なのだが、自宅が海岸近くなのでカビてしまうのが残念。

前回も写真を送ったのが、MESA .50 Caliber+：寝室での練習用にデザイン上どうしてもラタングリルの付いたハードウッド仕様が欲しく、当時は、新品は既に手に入らなかったので、ノイズが心配だったが唯一中古品で購入。2チャンネル仕様であるが、基本的に1Toneなので、ヴァリエーションは少ないが、グライコ付きでないと、実用性がないと評価されるので、そこはカバーしている。それでも、80年頃のYAMAHA SGや、ディマジオPAFの付いたギターでドライブさせると、寝室内でもSANTANAやG・ムーアのようなフィードバックが起こるので、公団住宅では十分な存在。ノイズは多めだが、それも込みでサウンドの個性と考えている。

今年ついに、シグネチャーアンプに追加されたのが、今年来日したクイーン関連品。VOX MV50 ブライアン・メイ：ギターをパソコンに繋ぐ時のプリアンプとして購入。「Nutube」が如何なものか、全く不明だったが、コンパクト・エフェクターくらいのサイズなのに、音がえらくデカい。このモデル特徴のブーストスイッチは、やりすぎるとFUZZぽくなり、調整が難しい。シングルコイルのほうがクイーンの雰囲気が出る。別段クイーンのファンでもなく、中学時代になかなか最後まで放送されない「ボヘミアン・ラプソディ」のEPを購入した黒歴史があるくらいだが、Redが可愛くインテリア的にはGood。Voxて、作りはまあまあではあるが、音とデザインは優秀なので、部屋のアクセントに丁度良い商品がほかにも有る。

自宅サイズも限界あるので、大型AMPは無理なので今後も小型高性能を探していく方針。



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以前投稿いただいたギター群も凄かったけど、コンボアンプも充実してますなぁ。RIVERAのこのアンプは知らなかった。ジェイ・グレイドンだなんて音の良さが保証されているようなもの。スタジオ・ミュージシャンであれば必携なんじゃないの？って存在感ですね。それに負けじと目を引くのがExpress 5:25のキャビ。ギラギラと輝く杢がメタくそカッコいいなあ。フェンダーのツイードも汚れちゃう宿命だけど、むしろそれも含めてツイードのカッコよさという、ギタリスト特有の歪んだ価値観で愛でることができます。ブライアン・メイのシグネチャ・アンプは別腹。こんな可愛いアンプ、いくつあってもいいです。（BARKS 烏丸哲也）


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