【ライブレポート】YOASOBI、言語の壁を越えたボーダレスな人気

現地時間2024年8月3日(土)、YOASOBIが米シカゴで開催されたフェス<Lollapalooza 2024>に初出演し、BACARDIステージのヘッドライナーとしてパフォーマンスを実施した。
2023年4月に出演をした<Coachella Valley Music and Arts Festival>の出演に続くアメリカでのフェス出演となり、幼少期をシカゴで過ごしたikuraにとって思い出の地でのライブとなった。公演は、「アイドル」や「たぶん」など海外での人気の高い楽曲での爆発的な盛り上がりを見せ、さらに「群青」では日本語での合唱が生まれるなど、言語の壁を越えてボーダレスに人気を博するYOASOBIの強さを見せたステージとなった。


15,000人を収容するBACARDI STAGEのヘッドライナーという待遇は、昨夏に、HEAD IN THE CLOUDS LA>、今春に<Coachella>と大型フェスの出演を経て、ロサンゼルス、サンフランシスコでのワンマンライブも成功に収めたYOASOBIのアメリカでの人気ぶりを表している。

時刻は21時、ミシガン湖のほとり特有の蒸し暑さも残る林の中のステージに、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraが、AssH(G)、やまもとひかる(B)、ミソハギザクロ(Key)、仄雲(Dr)というオリジナルのバンドメンバーを従えて姿を現した。

1曲目の「夜に駆ける」からオーディエンスを跳ねさせ一体感を作り、続く「祝福」でさらにボルテージをあげる。0歳~3歳までシカゴに住んでいたというikuraは、流暢な英語のMCでシカゴが第二の故郷であるということを伝えると、客席からは「おかえり!」という声も飛んだ。



Make some noise!というikuraの煽りから「セブンティーン」へ。アニメの主題歌が海外で人気、という言説はよく語られるが、そうでない曲でも日本語の歌唱でも盛り上がりを作れるのはYOASOBIの強みだ。「ミスター」「Biri-Biri」で雰囲気を変えつつ踊らせ、「好きだ」では後方までクラップの手が挙がる。バンドメンバーも積極的に観客を巻き込み、曲ごとにノリ方が分かりやすく提示される。世界各地、必ずしもホームではない舞台でもたくさんの音楽好きを魅了してきた彼らの経験値が感じられた。


海外人気の高い「たぶん」、”小説を音楽にする”というコンセプトが強烈なビートとともに轟く「もしも命が描けたら」、ikuraの情感豊かな歌唱、AssHの泣きのギターソロが夜空に響く「優しい彗星」と続け、あっという間に後半戦。「勇者」「アイドル」「怪物」と人気アニメ主題歌を立て続けに披露し熱狂を巻き起こすと、ラストは「群青」の大合唱でこのステージを堂々締め括った。

YOASOBIは来週、ニューヨークはRadio City Music Hall、ボストンはMGM Music Hall at Fenwayにてワンマンライブをおこなう。こちらもチケットは早々にソールドアウト。10月には結成5周年を迎え、日本国内で初のドーム公演も控えている。

<YOASOBI Lollapalooza 2024 “BACARDI STAGE”>
1. 夜に駆ける
2. 祝福
3. セブンティーン
4. ミスター
5. Biri-Biri
6. 好きだ
7. たぶん
8. もしも命が描けたら
9. 優しい彗星
10. 勇者
11. アイドル
12. 怪物
13. 群青
◆YOASOBIオフィシャルサイト
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