オジー・オズボーン、ビル・ワード参加のブラック・サバス公演のチャンスがあれば「俺は飛びつく」
Vertigo Records, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
オジー・オズボーンは、ブラック・サバスがビル・ワード抜きで最後を迎えたのが心残りだという。もし、ワードが参加するブラック・サバスの公演を開催できるチャンスがあれば、それに飛びつくと話している。
オジーとビリー・モリソンによる番組『The Madhouse Chronicles』の最新エピソードで、ブラック・サバス最後のスタジオ・アルバム『13』(2013年)について振り返ったオジーは、「なぜビルがプレイしなかったのか俺は覚えていない。正直にならねばいけない。あれは本当の意味でのブラック・サバスではなかった。ビルがいなかったからな。ジンジャー・ベイカーがザ・ビートルズとプレイしたって、それはザ・ビートルズじゃないだろ」と語った。
オジーはさらに、最後のツアー<The End>が故郷バーミンガムで終了したことに満足しているかと問われると、「ああ。だが、ビルがいなくて悲しかった。トミー(・クルフェトス/Dr)は素晴らしい仕事をしてくれた。だが、彼はビル・ワードではない」と、再び、ワードに触れ、「あれを終えたのはブラック・サバスではなかった。不完全だった。もし、彼らがビルともう一度公演をやりたいってことになったら、俺はそのチャンスに飛びつくね。クールだと思わないか? クラブかなんかで、告知せずにプレイするんだ。俺らはクラブでスタートしたんだから」と、話した。
オジーは2年ほど前も、『Stereogum』のインタビューで、「ブラック・サバスは完了したと言いたい。だが、唯一、本当に後悔しているのは、ビル・ワードが(『13』で)プレイしていないことだ。あれは、真のブラック・サバスのアルバムではなかった」と、口にしていた。
オジーは今年、ソロでロックの殿堂入りが決まり、秋に開催される式典でパフォーマンスする計画でいる。
Ako Suzuki