【連載コラム】中島雄士の珈琲癖「vol.11/コーヒールーム ミニ」
ミュージシャンの中島雄士です。
ソロ名義で音楽活動をしたり、バンドでドラムを叩いたり、YouTubeに動画を上げたり、作詞曲や編曲のお仕事をいただいたりしています。
このコラムでは、僕の”珈琲癖”に刺さったコーヒーを紹介しています。
◆ ◆ ◆
お久しぶりです。すっかり寒くなってきました。
最近はバンドであちこち遠征に行く機会が増えていまして、珈琲屋さんに限らず素敵なお店と出会うチャンスも多いです。
今回は香川県高松市にある「コーヒールーム ミニ」をご紹介します。
バンドメンバーから「すごく良いお店を見つけたから行った方がいい」と勧められて、そんなに言うなら行ってみようと訪ねたのが「コーヒーショップ ミニ」でした。
アイスコーヒーが有名なお店らしいのですが、来店時に少し肌寒かったのと、初めて入ったお店ではなるべくホットコーヒーを飲みたいという完全に個人的な趣向から、今回はホットのブレンドを注文。
目の前でサイフォンを使ってコーヒーを淹れてくれました。
「サイフォンなんですね」と声をかけると、「最近はもうサイフォンでやってるお店も少ないでしょう。男の子はこういうの見るの好きよね〜」とママさん。実験みたいですね、と僕。
東京から来たことを伝えると「今あれでしょ、東京では酸っぱくて薄っすいコーヒーを有難がって飲んでるんでしょう?」と、信じられないといった表情を浮かべていました。
そういう流行りもありますね、オシャレとされているみたいですよ、と僕が言うと、「あんなん薄いの飲んでどうすんの!?」と笑っていました。
僕も深煎りで苦味が強めのコーヒーの方が好きな派閥の人間ですが、その悪びれもせず平然と言い放つ様に、思わず大笑いしてしまいました。
そんなママさんが淹れてくれるコーヒーは、酸味が少なめ且つ苦味も強すぎない、まさにザ・喫茶店のブレンドコーヒー。
コーヒーに合うからと出してくれたお煎餅も美味しかったです。えびせんからエビを抜き去った感じ。
なんの煎餅なのかなと思い「えびせん的なやつですか?」と探りを入れたら「エビじゃないでしょ」と一蹴されてしまい、結局なんの煎餅かわからずじまい。訊き方が悪かったですね。
また高松市を訪れた時は、今度はアイスコーヒーを飲みに来たいと思います。
『JUNCTION POP』
First Call Recordings
【CD】FCRCD-012 2000円 (税抜)
【配信】https://nex-tone.link/A00113512
「Awesome Day」先行配信&MusicVideo公開 :3月1日(水)〜
■収録曲
1.Awesome Day
2.噂になっちゃった (EP mix)
3.ODAIBA TOKYO BAY (EP mix)
4.Moootion!!! (EP mix)
5.最低なドラマ (EP mix)
6.高気圧の季節 (EP mix)
7.ラブレター
◆中島雄士 オフィシャルサイト
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