ブライアン・メイ、AIの普及で「人間が音楽シーンを支配しているのは2023年が最後になるかも」

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Photo by Xavier Vila (C)Miracle Productions LLP

クイーンのブライアン・メイは、人間が作った音楽とAIを使い作られたものの区別がつかなくなる日が近いと懸念しているそうだ。音楽に関わらず、AIが害を及ぼす可能性を恐れているという。

彼は『Guitar Player』最新号のインタビューで、こう語った。「(AIで)いま僕が最も懸念しているのが、アーティスティックな領域だ。僕は、来年の今ごろまでには景観が全く異なっているのではないかと思っている。どっちが上なのか、わからなくなっているだろう。AIで作られたのか、人間が作ったのか、わからなくなっているだろう。全てがとても曖昧で、とても紛らわしくなるだろう。僕は、人間が音楽シーンを支配していた最後の年だったと2023年を振り返ることになるんじゃないかと思っている。僕は真剣に、それほどシリアスなことになりかねないと考えている。僕にとっては喜ばしいことではない。危惧しているし、悲しみを抱く覚悟をしているところだ」

「AIは素晴らしいことをたくさんもたらすだろうと思っている。人間が問題を解決する力を向上させるだろう。だが当然、AIが害を及ぼす可能性も高まる。音楽においてだけではない。誰も音楽では死なない。だが、もしAIが政治や国の征服などに関わるようになったら、人々は死ぬかもしれない。僕は全体的にすごく怖いことだと思っている。考えられていた以上に、少なくとも僕が考えていた以上に広範囲でだ」

最近、ジョン・ライドンもAIに対し危機感を抱いていると、こう話している。「AIはもはや、完全支配と言っていいほど、若い連中に浸透している。それが何を創り出す? 俺からの忠告は、それとは少し距離を置けってことだ。Siriだとか何だとかは家の中から一掃しろ。最終的に、それらがお前らに代わって決断を下すことになる。それは、とても危険なことだ」



Ako Suzuki

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