THE LAST ROCKSTARS、2ndシングルリリース＆今秋ツアー開催発表。集結に乾杯

THE LAST ROCKSTARSが8月4日に2ndシングル「PSYCHO LOVE」（読み：サイコ・ラヴ）にリリース、11月にツアーを開催することを発表した。

◆記者会見画像

本日8月4日には記者会見も実施され、約半年ぶりにYOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIが揃って公の場に登場。YOSHIKIプロデュースのシャンパン「Y by YOSHIKI」を飲みながら、リラックスムードで新曲やツアーについてのエピソードを語った。



実は本楽曲は、THE LAST ROCKSTARS結成前の2年前にあったという。HYDEが制作し、YOSHIKIに「この曲どうですか」と持って行ったことが、THE LAST ROCKSTARSが動き出すきっかけとなったそうだ。「これが1stシングルになると思っていた」というMIYAVIから「どういう意味があるんですか？」と聞かれたHYDEは、「アメリカと日本をつなぐ、“サイコう”の“ラヴ”（笑）」とタイトルにかけた冗談を交えてコメント。SUGIZOは「アレンジが二転三転四転五転した……」というエピソードを明かした。その言葉通り、世界に通用するこだわりの詰まったロックなダンスチューンに仕上がっている。YOSHIKIは「踊れるロック」だと述べた。


ツアーについてはYOSHIKIが「前回以上に壁をぶっ壊す」と力強く宣言。デビューツアーについても改めて振り返った。MIYAVIは「安定のカオスでした（笑）」と言いつつも、「ショーが始まった瞬間のお客さんの熱気、メンバーのエナジーを感じて楽しめた。改めて世界でやれるメンバーだと実感した」と語り、HYDEも「こんなにドキドキしたことなかった（笑）。普段連絡のない人から連絡が来たくらい、影響力がすごい」と語った。


逆に“15年ずっとこう”なのでドキドキしたりしなかったというSUGIZOは、「絶対うまくいくという確信があった」と堂々とした発言。「この4人の化学反応、爆発力が想像以上に凄まじくて、これは命削ってやらなければいけないプロジェクトなんだと再確認しました。（ツアーを経て）やっとロックバンドになったと思うので、これからが勝負だと思っている」と力強く述べた。そしてYOSHIKIからは、「この身を滅ぼしてもいいという覚悟でぶつかっている」との発言も。新ツアーに期待が高まる。なお、「PSYCHO LOVE」はデビューツアーの際も披露されていたが、その時とはアレンジも変わっていて、進化しているとのことだ。



記者会見では久しぶりに4人が揃った場ゆえか、SUGIZOが携帯を振ってデータを削除する姿を“キレている”と思ってYOSHIKIがびっくりしたという話や、“ロックバンドはボーカル・ギター・ベース・ドラムである”という固定概念への危惧など、さまざまなことも語られた。さらに、最後のフォトセッションでは、ワイングラスを掲げたショットの際にYOSHIKIがメンバーたちと絡み始める場面も。THE LAST ROCKSTARSの4人が集まった、久しぶりで貴重な機会となった。


撮影◎東 純史（BARKS）