Chego、＜チェゴリシャスvol.3~SWAMP~＞大阪公演開催。想いをぶつけた一夜

ダンス＆ボーカルユニットのChegoが、初の東名阪ワンマンツアー＜チェゴリシャスvol.3~SWAMP~＞を開催。7月28日に梅田Zeelaで大阪公演が行われ、アンコールを含む全12曲を披露した。オフィシャルからのレポートをお届けする。

TikTokのフォロワー70万人、YouTubeの登録者数38万人越えのChego。コロナ禍のなかで開催予定だった大阪でのライブを一度は断念した経験もあり、この日は様々な想いをもって臨んだ一夜となった。

ステージが暗転し、SEの「Searchlight」インストがループする中、kotone、haruka、mahoの順に登壇。待ちに待ったファンの温かい手拍子の中、各々が個性ある白い衣装に身を包み「Searchlight」からライブはスタート。サビの重低音がかなり癖になるトラックが響き、冒頭からハイレベルなダンスを披露。Rht.メンバーのASUPIが担当した難易度の高い振り付けを踊りこなす3人。MCを挟んで「LALI-LA-LOVE」「Don't miss it」と、間髪入れず2曲続けてパフォーマンス。会場を埋めたファンの盛り上がりも前半から最高潮に。

「LALI-LA-LOVE」では、観客にヘドバンを煽り、ファンと一緒になって振り付けを楽しむChego姿が。

続いての「Don’t miss it」はイントロの和テイストが印象的な1曲。ファンの掛け声とともに激しいダンスでビートを踊りあげる。harukaの「まだまだ楽しんでいきましょう！」の声に続いて、人気曲の「Paradise」へと突入。仕草のひとつひとつが可愛らしく中毒性の高いリズムが刻まれ、kotoneの艶やかな歌声、mahoの魅力的なファルセット、harukaのリリカルなラップは全開でオーディエンスを魅了する。


間のMCでは、関西弁を交えてほっこり和やかに楽しむ3人にファンも歓声と笑い声をあげた。

その後、Chegoの曲の中でも、メッセージ性の強い曲「キミしかいない」を披露。難しい曲をしっとりと歌いあげたmahoの力強い歌声が会場全体を魅了した。続いてアップテンポな「3Colors」へと終盤戦へ傾れ込む。メンバー同士のアイコンタクトで心を通わせて歌う姿、ラップの掛け合いと歌、3つの色も交わった仲の良さが際立つ、ファンの中では隠れた名曲として人気の1曲。

暗転後、kotoneは長い手足を生かし、mahoはセクシーなフォルム、harukaはシャープさを全面に出したダンスをソロでパフォーマス。そこから3人でキレキレに踊りあげる様に観客は一気にヒートアップ。実力派ならではのダンスブレイクで会場を魅了した。
「Real」はサビのZoomダンスが印象的なチューンで、激しさを増すダンスで更に盛り上がるオーディエンス。「FLY HIGH」では真っ赤なライトの中、観客のテンションはさらに加速。harukaのクールでかっこいいダンスも見所の1つ。手拍子を煽り、mahoの掛け声で一体化する会場。その一体感を残しつつ最後まで一糸乱れぬダンスのクレッシェンド。これこそまさにChego！”というような迫力がパフォーマンスから感じられた。

本編最後は7/12にデジタルリリースされたばかりの新曲「Over Drive」を披露。タオルを振り回し、掛け声の煽りで今日1番の盛り上がりが会場を包む。胸を打つダンスやトメリハリのついたダンスが特徴的のノリノリのチューン。kotoneのエモーショナルな表情とスピード感あふれるダンスに目が釘付けになるオーディエンス。その視線を浴びながらステージを後にするChegoの3人。

観客の"チェゴチョア"のコールとともにアンコールが始まった。アンコールの1曲目は「Bun-Bun-Burn」。ホーンとレゲエを軸にしたクロスオーバーなトラック。凛としたジャンプと、腹筋も揺れるダンスナンバー。

アンコール2曲目は本日2回目の披露「Paradiese」。kotoneのフリーダンスをファンと楽しんだり、終盤に連れて会場一体となってジャンプしたり、ファンとの交流を欠かさずにラストを飾るのもChegoのライブ。大阪の夜はファンの満足した笑顔と共に幕を閉じた。


これからはSNS活動にもさらに力をいれ、８月はフリーライブも行うとのことでさらに注目。MCにて新曲「Over Drive」リリース記念フリーライブの開催も発表された。詳細は7/30に発表される。

K-POPだけでなくEDMやR&Bも取り込んだそのパフォーマンスには要注目だ。この夏、是非Chegoに遭遇して欲しい。

文：KUMAIWA