メガデス、初期メンバーのリー・ラウシュが死去
メガデスの活動初期のドラマー、リー・ラウシュが6月23日に亡くなったという。
◆リー・ラウシュ画像
ラウシュは1983年から1984年にかけてメガデスに在籍。彼らがデビュー前に制作した3曲入りのデモ『Last Rites』でドラムをプレイし、その時期のライヴに参加した。『Last Rites』はデイヴ・ムステイン(Vo, G)、デイヴィッド・エレフソン(B)、ラウシュ(Dr)のラインナップで制作され、当時のライヴは、彼らにケリー・キングが加わり行われていた。
バンド内の確執からメガデスを脱退したラウシュは、ダーク・エンジェルのツアーに参加したが、短期間に終わり、彼らとアルバムを作ることはなかった。一方、メガデスはラウシュの後任にガル・サミュエルソンを迎えた。
ラウシュの兄弟クリスさんは先週金曜日、「今日はとても悲しい日だ。僕は兄弟ウィリアム・リー・ラウシュを喪った」と、Facebookを通じ訃報を伝えた。まだ58歳だった。死因は明かされていない。
Ako Suzuki